2015.12.13 関西
トリガーポイントとは?
・筋組織内の微細な硬結部位
・その場所は押圧すると痛く、 特有な関連痛や関連性の過敏、 運動機能障害あるいは自律神経症状が 出現する
トリガーポイントと筋の柔軟性を実現する固有受容器を混乱させる
筋に硬結(しこり)があると
筋の滑走が悪くなる=本来の張力(長さ)が出ない=筋力が低下する=固有受容を低下させる(感覚が鈍る)
痛みとは?
血管によって栄養が送られ老廃物が巡回するので疲労がとれ筋肉が肥大していく。随的な収縮を行う神経と肥大していく栄養を送るための血管が走行している。筋肉は基本的には固くなる方向にしか動けない。中にある血管神経も絞扼してしまう。これが循環障害による痛みの原因。疼痛誘発物質が局所でうっ滞しているために痛みが出ている。
【トリガーポイントの症状】
①関連痛
深部痛、鈍痛。痛みの大きさは筋の大きさよりもトリガーポイントの過敏性に影響される。 パターンがある。痛みを一か所で示せない。広範囲。
トリガーポイントの筋硬結の大きさと痛みは関連性が少ない。
硬結の大きさと痛みはイコールではない。
米粒ほどの筋の硬結が激しい痛みを作り得る。
トリガーポイントにはパターンがありだいたいどこのポイントかどうかある程度特定できるが、イレギュラーパターンの人の時に対応できなくなるので協会では疼痛誘発動作を行う。
(教科書通りの方はほぼほぼいないので)
小さな筋硬結も大きな影響を与える
②血管と神経の圧迫
トリガーポイントによって短く、太くなった筋は付近の神経を圧迫する。そして、しびれ、灼熱感、過敏性など を生じる。 トリガーポイントの可能性を知らない医師は「末梢神経障害」と診断し必要のない手術や不 適切な治療を行うことになる。 また、動脈を圧迫し遠位に「冷え、冷感」が生じる。
筋硬結があるとその付近の血管や神経など周囲の組織を圧迫してしまい、痺れがおきる。
オペをしてもなおならない症状は筋硬結によって起きている。
③自律神経系への影響
解明されていない部分もあるが、目の充血、涙の過剰分泌、持続性の鼻水、鳥肌などが挙げられる。また、大胸 筋などのトリガーポイントは不整脈の原因となることもわかっている。
大腰筋の筋硬結は不整脈の原因
④運動障害
トリガーポイントによるフィラメントの滑走障害のため筋力の低下を生じる。 筋が短く、硬くなることで動作や可動域に影響を与える。 筋緊張の亢進により関節の適合性が低下する。微細な感覚を失わせる。めまいや平衡感覚異常の原因となる。 神経障害ほどの協調性の低下。伸びないだけでなく、縮むこともできなくなるため筋の収縮不全を起こす。
めまいなどを改善していくのは西洋医学的には改善しにくい
胸鎖乳突筋・腎臓・側頭骨
【トリガーポントの治療】
:押すと必ず痛む。
→痛みなどの症状が再現される!!!
治療で狙うポイントとなる!
【治療方法】 マッサージ:対象者に緊張の入らないところまで押圧する。 *ストレッチではトリガーポイントがリリースできない!
筋肉は関節をはさんでいるので、関節同士を動かしてもトリガーポイントの痛みは取れない。筋硬結は取れない。そこまで操作出来ない。なので直接的に硬結のある部位をとりにいかなければいけない。
トリガーポイントでよく言われる話
ペインスケールで6以上の力で押せといわれるが、固い筋硬結があれば、6以上の力 中等度で押せと教科書には書いてある。(患者は痛がる)さらにそこには硬結を取り除くには時間がかかるとある。固い筋硬結に力で勝負をしに行っても無駄。
【緩みの肢位】
筋がゆるんでいるポジション「緩みの肢位」(解剖学的肢位、起始と停止を近づける。筋膜ラインを近づける)をつくり、トリガーポイントの筋硬結を弛緩リリースさせていく。 →侵害刺激が少ない。なおかつ、高速でトリガーポイントを取り除ける(リリースできる。)
【不快の少ないタッチ】
振動刺激: 振動刺激の生理学的効果は1960年代に研究が進み、振動刺激を100から200Hzの周波数で骨格筋に与えると筋紡錘 Iaの求心性興奮から被刺激筋に反射性の収縮が生じ、同時に拮抗筋に相反支配による抑制効果が生じる緊張性振 動反射(tonic vibration reflex:TVR)が報告された。
振動刺激を用いる(適度な振動が加わることが気持ちいいと脳が感じるようになっている)
→振動刺激を加えた方が、ヒトは心地が良い(不快が少ない)
https://youtu.be/jWmTPwuGb24
内側ハムストリングの調整
指標を決める→この決め方意味
膝窩部の圧痛を取る→内側クロスポイントは下肢内側のすべて固さの評価ができる重要なポイント
指標
膝窩部のクロスポイントの圧痛 膝の屈曲角度 片脚立位 SLR
腎臓の固さは内側クロスポイントの固さもつくる
右の腎は右の内側クロスポイント、左の腎は左の内側クロスポイントの固さを作る
内側ハムストリングの調整の意味
目的;仙腸関節の可動性の確保(線結節靭帯に連結し、脊柱起立筋へ)
仙腸関節の可動性の確保 内側のハムの筋硬結を取ることで仙腸関節が非常に調整しやすい(仙結節靭帯に連結していてそこから脊柱起立筋につながっている)仙結節靭帯自体の固さを取ることにも繋がる→骨盤を調整する前にリリースするほうが良い
疼痛誘発動作
内側ハムストリングを内方かつ上方に押圧(筋硬結のある部位)
臨床上で
大腿骨頚部骨折の方が内ももが痛いと言われる方が多い
筋膜のつながりで
大腰筋や後脛骨筋、前頚骨筋と繋がる下肢でのディープフロントラインの中枢で腸腰筋の固さもここが反映している重要なポイント
内側クロスポイントは腎臓の反射点
腎臓の反射点:腎臓の状態もここでわかる。水分のとりすぎで腎臓が働き過ぎていることとかでもこのポイントは固くなる。
冬場は身体の水分の排泄が汗から尿にかわるので、冬は腎臓をよく使うことにより内側クロスポイントが固くなりやすい。
右に出やすいとか左に出やすいとかあるのか?
https://youtu.be/jWmTPwuGb24?t=52m43s
連結する関節の位置を調整し内側ハムストリング緩むポジションに変える。
股関節が緩む位置:20度から30度くらい股関節外転
膝関節:屈曲位で内旋
足関節:内反
つながりのある筋へ振動を波及させるイメージで内側ハムストリングをマッサージ
外側ハムストリングスの調整
外側ハムは腸脛靭帯と連結していてその固さは中殿筋や大殿筋の固さに依存している。
足の外側の固さは外側ハムストリングスに出る。
外側クロスポイント
下肢のラテラルライン身体の横のラインでつながっているが、その固さが外側クロスポイントに出る。
指標
膝の屈曲角度 片脚立位 膝の痛み SLR 腰痛 アキレス腱の痛み 足関節の低背屈
疼痛誘発動作
外側ハムストリングを内方かつ上方に押圧(筋硬結のある部位)
目的
骨盤治療の前段階。身体の外側の固さを取り骨盤を治療するときにもっと仙腸関節を効率よく動かす為。足 関節捻 挫(内が えし) 腰痛
反復性の捻挫の人は外側が固い。脳卒中の方も外側が固いため内反足が強い。これが取れれば、足関節の背屈角度も変わる。
関節の動きが悪い時、その関連する筋だけでは無くもっとつながりの筋もかんがえて評価する。
装具を作るとき足関節の背屈角度で決まるがこの時も治療を行って作るのとそうでないのとでは全く違う装具ができてしまう。
膝が伸展位ではわかりにくいため屈曲位にする。
屈曲位で外側をガバッと掴んだ時に握れる腱部分の事
腓骨頭の一横指上
治療
股関節が緩む位置:20度から30度くらい股関節外転
膝関節:屈曲位で外旋
足関節:外反
身体の横のラテラルラインが緩むイメージで振動を波及させるイメージで。
臀筋を緩めるともっと緩む
http://youtu.be/f4DfabMKcaM
しっかりと触診できないときちんと反応が出ない。疼痛誘発動作が出来ない。
触れることが非常に大事
大殿筋の調整①
指標
股関節屈曲 SLR 圧痛 股関節伸展の筋力
目的
腰部筋との連結の中核 膝OA 足部外側筋群の調整 腰痛
疼痛誘発動作
臀筋凹部筋腹を捉えて前方へ押圧し更に仙骨方向へ押圧
大殿筋の押圧が痛い時は腓骨筋でも行える
調整
股関節を外転し膝を股関節方向に軸圧をかける。
関節が安定すると筋肉が弛緩する。
膝の屈曲も臀筋が一番緩む角度。外旋も臀筋が一番緩む角度
臀筋の筋腹を捉え仙腸関節の方向へマッサージ
臀筋が緩むにあわせて足もどんどん倒れてくる。
臀筋を緩めることで伸展筋力も高めることができる
https://youtu.be/z2InFcvICs8
大殿筋の調整テクニック②
膝を最大屈曲でカエル足にする
①自分の膝を足の前足部にあて固定
②相手の膝を反対の足で抑え軸圧をかける
③臀筋をマッサージ
http://youtu.be/HwgAFcnhqD4
臀筋の調整で前頚骨筋が緩む
臀筋を大腿骨長軸方向か仙骨方向に押圧すると前頚骨筋を弛緩できる
足関節背屈の制限ある方などに前頚骨筋を緩めることは有効。
https://youtu.be/pAOMf1GZ_zs
中殿筋と大腿筋膜張筋の調整
指標
下腿が緩む位置へ
目的
腰痛 膝痛
疼痛誘発動作
①筋腹を捉え②の方向斜め上方へ押圧
治療
膝の最大屈曲してから膝を外旋 立てるようにしていく
この状態で中殿筋や大腿筋膜張筋が緩みやすいポジションになる。
この時自分の足の内側部を相手の側部に当ててポジションを固定
更に立てた膝に体を入れ両手をフリーにできるようにし振動刺激を行う
筋膜のつながりを意識すれば坐骨のあたりがゆるめば腰方形筋も緩む。この時腰方形筋にふれながら、臀筋を緩めるようにする。
緩んでくるとさらに開排できるようになるので、最大まで開いて行う。
https://youtu.be/K_ZuE0r6Edc
疼痛誘発動作で下腿三頭筋を掴みながら足関節背屈してみる、また臀筋を押圧しながら背屈してみる。
臀筋で背屈しやすくなることが多い(背屈角度が大きくなるし抵抗感が少ない)
臀筋一つ緩めるにも視点を増やすことで使える幅が広がる
開排の角度をがばっ!
反り腰で体側の腰がいたい方が多いのですが
https://youtu.be/yJE0w0dFf3g
脊柱起立筋の調整
臀筋をかえして脊柱起立筋を緩める
指標
脊柱起立筋の調整(脊柱への振動を続ける)
目的
肩の挙上と体幹回旋
疼痛誘発動作
別のゆるめ方で
調整
緩みの肢位で脊柱起立筋に触れながら臀筋を押圧し起立筋が緩むベクトルを探す
一番緩むところを感じる
肩の挙上については体側の起立筋が関係している
https://youtu.be/txSP-u7b350
腸脛靭帯の調整
指標
外側の大腿部 片脚立位 大腿直筋の圧痛
ここで外側筋群の固さを取りきる
その①
股関節を開排でおこす
その②
支点となる側部をてでおさえ
その③
自分の膝で固定する
その④
股関節骨頭と臼蓋の溝を小指球・ての外側の部分をあてていく。
その⑤
この時骨頭が矢印方向に引き抜くイメージ
その⑥
膝を開排させる。
それにより骨頭は引き抜く方向に力がくわわる
固定した状態で待つ。
固定した手を振動刺激を加える。
するとさらに開排できるようになるので、更にあげて振動刺激
立位で5歩ほど足踏みしてから再度検査
https://youtu.be/GivxIaYgZyU
腸脛靭帯の遠位部の調整
臀筋や大腿筋膜張筋などを緩めても痛みが取れない場合遠位部が関連していることがある
指標
外側や臀部が痛みがでるときに
疼痛誘発動作
腓骨頭を上方に押して疼痛誘発動作
TA をおして疼痛誘発動作
ポジション
股関節を軽度屈曲、外転外旋
調整
脛骨は固定して拇指球で腓骨頭を包んで上下に動かす
*腕で動かすのではなく、肩を使って行う
緩みの位置をみつけて肩で腓骨を上下に動かす。
https://youtu.be/2lTf4tw42JQ
質問事項
側わん症が筋膜治療に与える影響及ぼす影響
老人の猫背が治療効果に及ぼす影響 回復戻り具合 解剖学的肢位
施術中 痛みがなかなか取れなくて増悪増悪している時嫌な雰囲気の変え方、言葉のかけ方
大腰筋と腸骨筋がクロスしている部位
大腰筋を緩める大腿筋膜張筋の位置
反り腰を改善させる具体的に
疼痛誘発動作の意味合い
股関節のロック
内側ハムの別のゆるめ方を聞く
膝の過伸展で緩むのか?
膝が伸びきらない人へ調整する部位
後脛骨筋を緩めるテクで過伸展
後脛骨筋を緩めるテクで内側クロスポイントの弛緩
手根管症候群
◯◯を後脛骨筋で調整(セルフやる場合の)▶kitahara
後脛骨筋を使って緩む場所







