頭蓋の基礎
復習
頭蓋治療で大事なこと
- マインド
相手に自分が思っていることが伝わる(メンタル的な緊張:手のタッチや力のかけ具合も含めて)視床下部がのそばの雰囲気・不安などを感じるので治せないといったマインドは相手に伝播してしまう。なのでこちらのマインドセットを高く設定しておく必要がある。
- 周波数
解剖のイメージ 3Dのイメージ を強く持つ
頭蓋の縫合や骨の構造、連結をイメージ・頭蓋のイメージを入れながら調整や操作をすることでより早く成果が出せるようになる。
感じ取れるタッチの深さ、感覚的なものをブラッシュアップさせることで頭蓋や一次呼吸など関係なく下腿などから呼吸もかけていける。
頭蓋治療のステップ
脳脊髄液の還流(300ML~500ML)+内臓の補助(頭蓋の調整で内蔵の膜が弛緩する)
↓
内蔵→頭蓋
脳脊髄液の還流が悪くなると
我々の脳や脊髄は脳脊髄液という液体のなかに存在します。この脳脊髄液は脳の一番奥深くにある「脳室」というところで1日に500ml~600mlつくられています。正常な人で、1分間に6~12回、脳から仙骨の間の硬膜下で循環しています。さて、この脳脊髄液というのは、中枢神経(脳・脊髄神経)にとって、代謝機能を司る重要な液体です。すなわち、中枢神
経に栄養分を運んだり、老廃物を取り去るなどして、重要な新陳代謝を助ける役目を果たしている のです。そしてその循環によって神経の栄養素である脳脊髄液は末端の神経に流れていきます。その流れに支障がきたすと様々な病変、症状が現れるのです。この髄液が多すぎると頭はパンパンに膨れたようになります。この状態になると脳内の圧力が高まって、脳や脊髄が圧迫され、正常な神経活動が阻害されてしまいます。これが病的に膨れた状態になると「水頭症」という病気になります。しかしこの髄液の過多は、病的な状態でなくとも、例えば睡眠不足や、飲みすぎた次の日、薬の飲みすぎなどで容易におこります。
またこの髄液が少なくなると頭蓋骨が萎縮した状態になり、脳や脊髄などの中枢神経から末梢の神経に栄養素が行き渡らなくなります。
この髄液のバランスこそ、健康な身体を維持するためには忘れてはならないものなのです。このバランスが崩れると、様々なからだの不調が現れます。それは一つ一つ症状名をあげればきりがないほど存在します。「頭痛」や「めまい」、「耳鳴り」など傷病名がつくものも勿論、不眠症や全身の倦怠感など病院にいっても「自律神経失調症」と片付けられてしまう様々なカラダの不調の原因になってしまいます。
頭蓋調整の概要
指標
- 頭の重さ
- 対応する内臓の状態
- 反射点の状態
- ROM(頭蓋を治療することでの関連痛の確認)
プラスの視点
大脳鎌と小脳テント
再確認
屈曲相の時頭蓋は左右に膨らむのでドーム型になっている小脳テントは平らになっていく大脳鎌は元の長さに戻る
伸展相の時大脳鎌は伸長していくのに対して小脳テントは元のドーム型に戻る(膨らむ)
- 自分の緊張も抜ける
- 相手にいらない不快な緊張が伝わらない
頭蓋の重要な3点
- 解剖のイメージ
- 膜(硬膜)のイメージ
- 呼吸を使う
1.前頭骨の調整
リスティング(歪みの評価→戻す)
関連する臓器:肝臓
指標
胸郭の固さ:右の胸郭
右の拇指球:圧痛、固さ
頭の重たさ:ぐっと持ち上げるのではなく持ち上げる初動の重さの感覚
前頭骨のリスティングのやり方
- 前額部の一番出っ張っている部分の左右の高さを確認する
- 左右の前額部の一番出っ張っている部分(冠状縫合でもよい)に手を当てて1次呼吸を感じ取る。
- 伸展相の時に膨らみを感じて屈曲相の時に下がっている方をイメージで上方に上げるようにする(冠状縫合で第一次呼吸を感じる場合は、屈曲相の時に膨らみを感じ伸展相の時にしぼむ感覚がある)
- 左右の1次呼吸の違いを感じる(固いほうが遅れて膨らむといったタイミングのズレを感じる)
- 左右の第一次呼吸の違いや高さを調整したら終了
前頭骨のリフトのやり方
- 冠状縫合に指を引っ掛ける
- 冠状縫合のところで第一次呼吸を感じ取る
- 伸展相(屈曲相の時に膨らみを感じ伸展相の時にしぼむ感覚がある)の時に物理的に前方に持ち上げる
- 物理的にテンションをかける
- 調整が出来れば右拇指球や頭の重さ、右胸郭の固さを確認する
冠状縫合の場所
2.頭頂骨リフト
対応している臓器
生殖器(子宮)
症状
- 婦人科系疾患
- 頭が熱っぽくて重だるい
- 首こり・肩こり
- 慢性頭痛おもだるさ
指標
- 下腹部の固さ 恥骨の1横指上方(恥骨結合周囲)
- 男性は膀胱周辺
- 頭の重さ
頭頂骨の調整
- 手のポジションは上部の画像を参考に
- 伸展相の時に矢状縫合を広げる
- 前の方と後ろの方とでは広がり具合がちがうので、前と後ろと2箇所行うと良い
- 指標の確認
3.側頭骨
対応している臓器
腎臓・副腎
症状
- 偏頭痛
- 腎疾患
- 腰部痛
- 僧帽筋由来の肩こり
- 頸部の緊張
指標
- 背部緊張や固さ
- 僧帽筋の固さ
- 頭の重たさ
側頭骨の調整の仕方
- 仰臥位にて乳様突起の位置の位置関係を確認
- 顔をかたむける(下がっている方を上に向ける)
- 症状や固さのある方を上でも良い
- 前頭骨に手を添える(何も操作しない)
- 乳様突起に示指中指をそえ一次呼吸を感じる
- 伸展相の時に上方に頭方に上げる
- 前頭骨のリスティングのような調整法もある(再確認)
4.後頭骨①
対応している臓器
なし
後頭骨との仙骨は硬膜でつながっている。後頭骨の動きが悪いと仙骨の動きも悪くなる。
症状
- 首の症状
- 頭痛
- 腰痛
- 脊柱管の緊張
- 筋骨格系を調整しても変化がない場合この調整が必要
指標
- 首の側屈
- 頭の重さ
- 首周りのトーンが下がる
後頭骨の調整の仕方
- うつ伏せにて喉頭隆起にタッチ
- 屈曲相の時に(閉じていく際)締めていく
- 示指中指薬指の三本で自分の方向へ中心へよせていく感じ
- 左右で高さの位置異常がある場合は下がっている方を上方へ
- 調整ができると振幅が大きくなる
5.後頭骨②
6.蝶形骨
対応している臓器
脾臓
症状
- 不定愁訴
- 疲労
- 眼圧を下げる
- めまい
- 頭痛
蝶形後頭底結合
一次呼吸の軸である
頭蓋調整では必ずここを調整していくこと。
蝶形骨の固さが左にあるならば、左の側頭骨も後頭骨も動きが悪く固い。
またそれは左にある臓器の脾臓や心臓にも関係がある。
これらが原因で頭痛や目眩などが起こる
蝶形骨の調整の仕方(リスティング)
- しぼむとき下がっている方を上げる
蝶形骨の調整の仕方(リフト)
- 閉じていく時にリフト
ディープフロントラインとの関係性がある
7.篩骨①
対応する内蔵
なし
症状
蝶形骨と同じ
蝶形骨とセットで
調整の仕方
- 目の付け根真下方向へ圧をかけ深呼吸の呼気で指を下げていく
- 下がったらDIPを内側に曲げていく
- 対側の蝶形骨を内方へ振動刺激(30s〜60s)
9.篩骨②
10.上顎骨
対応している内蔵
なし
症状
- 精神疲労
- 顔面周囲の痛み
- 顔面周囲の筋のトーンを下げる
- ちくのう
- 鼻詰まり 鼻の通りが良くなる
調整法
- 膨らむときはうちへ閉じていく時は外へ広げていく感じで
- 調整時蝶形骨→篩骨→上顎骨の順番で行う
11.鼻骨
12.ヒント
https://youtu.be/m0tB5To4qQg






