CONCEPT
筋膜のつながりを理解しあらゆる筋筋膜性の痛みに対し対応出来るセラピストの育成
- つながり
痛みの原因が複数ある中で筋筋膜のつながりの中で痛みを出しているポイントを知ること。
- 評価
筋肉のつながりを利用し解剖学的肢位に戻す動作(疼痛誘発動作)で最も痛みを出しているポイントを探す
- 治療
筋膜のつながりを活かしたゆるめ方・筋膜の緩みやすいポジションで行う
効率的に運動機能を向上させる事のできる理論・技術の習得
痛みをとるということは同時に運動機能を向上させると言うこと。
可動域・出力も痛みをとることで向上する。
痛みがない人には出力をUPさせることが出来る
例えば大腰筋は健常時でも90%以上の人が拘縮している=長さが足りない=誰でも固くなっている。大腰筋を弛めるだけで股関節の屈曲 足があげやくすなる
スポーツ選手などは歩幅が広くなる等、痛み治療でなくコンディションの向上に繋がることを臨床で活かして欲しい
自分と向き合い価値観を共有できる仲間づくりの場
第1回目【グレードアップセミナー】
疼痛誘発動作の精度について
https://www.youtube.com/watch?v=tosrpxwfGPg&feature=youtu.be
身体のつながりを知るからこそいろいろな治療の引き出しや遠隔治療が出来る。
そのつながりの中でどこが原因なのか評価できるからこそどこを治療すればよいかわかってくる。
この③つの中での優先順位は②の評価。
評価の精度が低いと治療の評価が低くなる。
本質は評価がどれだけ正確にできるかどうか生命線。
疼痛誘発動作をした時に
- 変わらない
- 軽減
- 増悪
変化が起こる。
痛みのゼロを規定する
軽減したら良いけれど、増悪した場合もそこの治療ポイント。
少し痛みの変化がある
手のしびれを治療する際、斜角筋を調整すると手のしびれが強くなるところがあるがそれも恐れず治療することで軽減する!
増悪でもOK!
しかも少し痛みの減少するポイントよりも大きく痛みが増えるというような大きな変化があるところを優先して調整する。
誘導方法を工夫する
https://www.youtube.com/watch?v=mtpuacLRerA&feature=youtu.be
▶
自覚症状に変化がわかりやすいように誘導することが重要
左の図が最初痛い状態、疼痛誘発動作で痛くない状態
疼痛誘発動作で痛みがなくなるところまで自動運動してしまうと、右の動作で

ということになります。
症状が軽減して可動域が上がっているのに、そこは重要視されずにここまできたらまだ痛いということになる。
なので勝手に自動運動させない!
そうすることで変化を理解させる
誘導を変えると、相手が良くなったことを理解できるようになる。
1つ動かせるのにも僕らがリードしなければならない。
スレている患者を納得させるのには特にActive Assistが重要
少しずつ自分の治療を納得してもらって こちらのルールを守ってもらって結果を出していくのに重要
Active Assistで疼痛誘発動作を行う
誘導での注意
触診力を向上させる
https://www.youtube.com/watch?v=b9apZAVCWnQ&feature=youtu.be
疼痛誘発動作でしっかり筋腹を押圧できているか?
疼痛誘発動作で筋腹を抑えられているかの確認
筋腹を押圧できていますか?
筋腹を正確に捉え押圧できていないとしっかり評価出来ない。
押圧しているのが脂肪や腱であるときちんとした変化が出ない。
触診力が重要である。
-
母指内転筋
筋腹の硬結のある部分
-
後頭下筋
後頭骨からC1の間くらい
乳様突起を内側に行くと後頭骨がありその付け根 横から掴む感じ
-
広背筋
4指で大きくしっかりと掴む。深いところに筋腹がある。
腕は最初広げてもらうなどして4指を深く入れるがその後腕をおろしてもらって力を抜いてもらう。
-
上腕三頭筋 長頭の近位部
肩峰に近い部分に硬結が多い
脂肪と筋腹を触り分けるスキルが重要
上腕骨の近位部をつかむ。普通に掴むと脂肪を掴んでしまうので、上腕骨を掴んだままの状態のまま後ろに引く。その時につかめるのが上腕三頭筋の長頭。
-
大腰筋
おへその4横指横から腹直筋の終わったところを押圧していくが、痛みが強い方もいるので、まずは垂直に押圧をかけ沈みきったところから斜め内方に圧をかけて当たる部位。
大腰筋は縦に長いので、その中のどこなのかも突き詰める
大きく3つぐらいに部位を分けて考える(横隔膜付着部、停止部、腸骨筋周辺なのか)
抑え方はジャックナイフハンドで抑える
-
内側クロスポイント
硬結が非常に高いポイント
ハムストの内側、腓腹筋の内側の筋腱移行部の硬さのあるポイント
- 外側スロスポイント
外側のハムストリングの腱の部分
仰臥位の膝屈位で腱の部分を掴んで外側に引く感じ
アライメントからみる疼痛評価
問診表に追加して欲しい疼痛評価
動作パターン
その患者様のとっている行動のパターンで評価ポイントを推測する
脳は楽な動作をしようとするのでその行動は疼痛評価のヒントである。

右臀筋の緩む肢位

首の屈曲で足がしびれる

股関節の拘縮している歩行

前屈時首が前に出る
- 既往歴・スポーツ歴、職種
過去の骨折、オペ歴
仰向けで膝を曲げるのが楽▶大腰筋由来
うつ伏せが楽▶仙腸関節と大殿筋由来
- 温熱作用
お風呂にはいると楽である場合は筋肉が問題であることが多い
痛みの戻り
緩める精度を上げる
その人のメジャーな評価ポイントの硬結を
つながりの隣接部位も治療する
評価できたポイントの筋膜連鎖しているポイントもあわせて弛緩させる事で戻りを防ぐ
階層を超えた治療
筋肉だけ調整して痛みが戻るのであれば骨格調整が足りない場合が多い
大殿筋で痛みがとれるのであれば、仙腸関節も調整する。
小円筋で痛みがとれるのであれば、肩甲骨も調整する。
肩甲骨は上肢の土台
どちらも非常に重要
頸部肩甲帯の影響は?
Visual Analogue Scale(ヴィジュアルアナログスケール)10→3に痛みが減っても残りの3が消えない
最後のヒントは首や肩に残りの痛みがある。
腰や膝や足首の痛みでも最後の残りの痛みは首や肩にあることが多い。
後頭下筋の調整
目の疲れに関係
頸部の回旋、伸展、圧痛などに用いる。
後頭下筋と目の支配神経は同じ後頭下神経。目が疲れると後頭下筋のトーンが上がる。
腰痛にも関係
腰痛においても後頭下筋の調整を行う
C-1,C-2,C-3の動きが変わるためL-5,4,3の動きに変化が出る(ロベットブラザーパターン)
立ち上がりの痛みなどは、立ち上がる際に後頭下筋を伸展する動作が入るが調整で楽になることが多い
頭痛にも
椎骨脳底動脈には後頭下筋が関係している。
筋筋膜性の頭痛には後頭下筋が欠かせない。
上肢の痺れ
斜角筋が関連している。
後頭下筋を調整すると斜角筋が緩むため痺れを改善する
https://youtu.be/dd35o_sfOo4
後頭下筋がつながっているメジャーな筋繊維
疼痛誘発動作
頸部の側屈や伸展がどのような変化がでるか
後頭下筋を母子、示指でしっかりと筋腹をつまみ、反対の手でおでこを固定し動いてもらう。
調整
僧帽筋の上格付近の上部繊維
後頭下筋の筋腹に触れた状態で、僧帽筋上部繊維を押圧する。
座位で下方に押圧した後ベクトルをかえて後頭下筋が最もゆるむ方向に押圧していく。
どこまで緩めるのか??
筋腹の硬さ、硬結が取れるのを確認して終了となるが、その見極めがしっかりできるように練習する。
つながり
後頭下筋の調整はその他以下のつながりを利用する場合もある
- 肩甲挙筋
- 上腕三頭筋
- 僧帽筋上部繊維が一番緩む
広背筋の調整
指標
首の側屈 上肢のしびれ 肩こり 上肢の挙上 背中の張り 腰痛 (回旋痛・側屈痛)
肩甲骨のアライメントにも影響がある
治療中 腰仙部の痛みから背中に痛み移動する場合、大腰筋や臀筋の拘縮がとけより肩甲部や広背筋などの痛み由来に移行している事を表している
脇をストレッチするパターンのゆるめ方は、広背筋の硬結をとるというより完骨からでている広背筋の長さを出すイメージの手技で仙腸関節を上肢から変えていこうとするイメージ。(痛みの戻りをしないようにする手技:可動域を出したり)
ここでは広背筋そのものの硬結をとる手技は痺れや痛みを狙って行う手技
広背筋のストレッチテクで痛みが増悪する場合、広背筋の硬結そのものを改善してから行う方が良い。
調整
4指で大きくしっかりと掴む。深いところに筋腹がある。
腕は最初広げてもらうなどして4指を深く入れるがその後腕をおろしてもらって力を抜いてもらう。
左の広背筋を調整するのに、右の広背筋を使う 反対側の広背筋を使って弛める。
掴む方向を変えることで緩み方が変わる。
再確認
☆他の調整
内側上顆の一横指下(屈筋群が集まる部位)を押圧・振動刺激すると後背筋が緩む
画像
姿勢の悪い人へは
姿勢が悪い人は、姿勢を正しくする姿勢がしんどいのであれば、姿勢を正しくすることで筋肉が固くなる部分が生まれる。
その人の安楽肢位でおこなう。ゆるめ制度が落ちる。
再確認
筋腹を意識しないと脂肪を掴んでいる。
硬結は起始部や停止部に出来やすいという法則がある
https://youtu.be/RUFkJ2p92q8
母指球の調整
母子対立筋・母趾外転筋
押した圧痛
外側上顆炎・肩関節周囲炎
母指球は肝臓とリンクしており肝臓に異常がある方は痛みがある
小指外転筋を調整すると母子外転筋が緩む
中手骨から小指外転筋を剥がすイメージ
https://youtu.be/8UWh_dlcKh4
座位で弛緩させる際に中止する点
座位で弛緩させる際、腕の位置によって精度が変わる。
肩のちからが抜け切らない肢位ではなかなか緩まない(短時間で)
つながりの筋が緩むポジションをとる。
https://youtu.be/2aRWudRmHYA
アキレス腱の調整
指標
足関節の可動性、圧痛、
目的
頸部の痛みとの関連 特に伸展(首の伸展位が取りきれない時)
腰部伸展
調整
腓腹筋から下腿三頭筋の筋腹の終わった筋腱移行部
インストラクターによって調整部位がわかれている
前野先生は下部が好き
反対側のアキレス腱を調整
40秒以上揺らして30秒は押圧したまま 最低
手首、足首は頸部に関連している。
触知できてどういう方向にどのくらいの力を加えると緩むかわかるかが重要
https://youtu.be/WhjvkptFY3k
内側スロスポイントの調整
指標
膝窩部の圧痛、下腿の硬さ、膝の伸展
膝窩の圧痛をとる
目的
下腿の循環の改善、硬い内側ラインの調整、頸部の痛みとの関連
DEEP FRONT LINE 大腰筋が硬い人がここに硬結がある。
また頸部や膝の痛みにも関連
膝の伸展の最後の5度とかここをゆるめると伸びる
膝窩動脈の近くをとおっているので内側スロスポイントを弛めることでむくみなども改善に効果がある
スクリューホームムーブメントにも関連
股関節の痛み
鼠径部の痛み・変形性股関節症・頚部骨折の術後にも
膝の屈曲のつまりをココをつまみながら行うと消失することがある。
指標が前頚骨筋TAの近位部
調整
前頚骨筋を用いて調整を行う
粗面近くのポイントを押圧。
押圧してどちらのベクトルに押圧したら緩むのかを確認しながら緩める
ベクトルがわかれば、その方向へ振動刺激を行う。
*同じつながりの者同士はゆるめ合う
腓骨筋でも可能
一横指( )、2横指下
後脛骨筋でも可能
https://youtu.be/q97P9J9xV0k
施術スキルはそのままで今までの二倍の結果を出す
https://www.youtube.com/watch?v=XilNdEPlygc&feature=youtu.be







