立った時も座った時もおしりが痛い!これはなに??
おしりのこの辺が痛いのであれば、それは梨状筋症候群かもしれません。
梨状筋症候群
梨状筋は、骨盤の中心に位置する三角形の仙骨と大腿骨の付け根の大転子とをつなぐ深層筋です。この梨状筋が原因で臀部に起こる鈍痛を梨状筋症候群といわれるものです。
この梨状筋は座骨神経痛を深く関係しています
座骨神経はこの梨状筋の下を通過しているためこの筋肉の伸張緊張などが座骨神経になんらかの影響をあたえていると言われています。
梨状筋症候群の原因
- 梨状筋または付近の筋膜痛
- 梨状筋による神経、血管の圧迫
- 仙腸関節・股関節の稼働制限痛
これらは日常の生活の姿勢や座り方などが大きく関係しています
- 反り腰
- 内股歩き
- 女の子座り
- 足を組んで座る
- かかと重心で立つ
- どちらか片方に体重をかけて立つ(休めの姿勢)
- 長時間の座り仕事(腰の長時間の屈曲)
- 猫背
- 片膝を立てて座る
- 横すわり
主に股関節の内旋・内転が長時間 継続的に行なわれることで起こりやすい
座骨神経の走行には4パターンある
坐骨神経が骨盤からの走行ラインは4パターンあります。
①全ての坐骨神経が梨状筋の前を通る(85%)
②総腓骨神経が梨状筋を貫通し、脛骨神経が梨状筋の前を通る(10%)
③総腓骨神経が梨状筋の後を通り、脛骨神経が梨状筋の前を通る(3%)
④坐骨神経が神経幹として梨状筋を貫通する(1%)
当院に来院される患者様の坐骨神経痛の多くはこの梨状筋が関係しています。
ただその中でも数%の方が改善しても痛みが再発する原因にこのような神経の走行ラインが①のようになっていない場合があります。
梨状筋症候群を改善するために
梨状筋症候群を改善するためには、「お住まいの地域名+KENYAMAMOTOテクニック」と検索して出てくる施術院に相談してみてください。
当院でもKEN YAMAMOTOメソッドを行っておりますが、梨状筋症候群には非常に改善効果の高いメソッドだと思っております。