ゴルフスイングの時の肘から肩に痛み
ゴルフのバックスイング時に肘から肩にかけての痛みのある方が来院
ゴルフのバックスイングで右の肘、右の肩に痛みがありました。
2週間に1回はゴルフにいかれるゴルフのお好きな方。
しかし先週末のラウンドは痛みが酷くてゴルフにならなかったそうで、非常に悔しい思いをしたそうでした。
ゴルフでは身体のバランスを非常に大事にします
野球と違い、静止したボールを打つわけですが、コレを毎回同じように打たなければいけない。
ちょっとしたことで、正しく飛ばないのです。
1日練習で何百と打ち込んでいるプロでさえ、曲がるわけですからその難しさは相当なのです。
某高校のゴルフ部の生徒さんの身体を何人も見たことがありますが、彼らも毎日何百と球を打っています。
良い球も打てれば、悪い時もある。
悪ければ、様々な事を考えます。
- テイクバックの位置
- スイング軌道
- リズム
- 身体の捻転
- 足の使い方
- グリッププレッシャー
- スタンス
- 球との距離
まだまだあると思いますが、様々な自分のチェック項目で自らのスイングを分析し、ああでもない・こうでもないといろいろ考え始めるのです。
コレにその場の緊張感やメンタル力も加われば更に考えることが増えるのです。
いろいろ変更し始めると、イップスになることもあるのです。
自分の身体の状態を見極める
その高校生はプロを目指して練習しているので、その子達にアドバイスとして伝えたのは、
筋肉の緊張があれば、関節可動域が制限されるため、思っているスイングが出来ていない
スイングばかり気にしてしまうために、自分の身体の変化に気づいていない事が多いのです。
ウォーミングアップも様々で、本来自分が持っている最大限の可動域をだせる状態に無いことが多いのです。
それどころか、身体に痛みを感じている子もいるのです。
特に押して痛い筋肉は、強張り収縮しています。
コレがあるということは、100%の可動域では無いのです。
Goodショットが打てていた身体の状態と、思った球が打てない今では、スイングではなくて身体の状態が違うのです。
良いスイングをするには、自分の身体の状態を見極める事も重要になってくるのです。
この方の施術はというと
腰から下がガチガチで特にふくらはぎが悶絶するくらいにガチガチでした。
肘から肩が痛いということでしたが、ふくらはぎが緩んだら85%は痛みが消失。
あとは、少し別のところを調整してすべて痛みは消失。
後は姿勢を正す宿題を一生懸命してもらうようにお話しました。
ゴルフは内側の筋肉を使うこと
プロゴルファー 坂田 信弘
僕も頭ではわかっているんですが、なかなか体がついて来ないです(^^ゞ
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