半年前からの背中痛
ご紹介で来院されたこの方は70代の男性
半年前から背中痛で辛い思いをされていました。
この方の仕事は家での内職。
時には夜中までテーブルでの作業が続きます。
手作業なので、かなり背中は丸まった状態。
いわゆる猫背です。
整形外科で診てもらう
骨には異常なしとの診断。
今度は内蔵かも?ということで、神経内科を受診。
「肩コリからきている」との曖昧な診断で、「ストレスも関係している」ということで、
デパスという薬を処方される
デパス
成分(一般名):エチゾラム
商品名:デパス
チエノジアゼピン系の抗不安薬(緩和精神安定薬)です。
日本の乱用症例において3位がエチゾラムである。日本の麻薬及び向精神薬取締法における向精神薬に指定し、規制管理が必要だと主張されている。長期間用いた場合には、他のベンゾジアゼピン同様に離脱症状に注意が必要である。
副作用
- 精神神経系副作用
- ときに眠気、ふらつき、めまい、歩行失調、頭痛・頭重、言語障害、また、まれに不眠感、興奮、焦燥、振戦、眼症状(霧視、調節障害)が現れることがある。
- 統合失調症等の患者で逆に刺激興奮、錯乱等が現れることがある。
- 依存性
- 大量連用により、まれに薬物依存を生じることがある。
- また、大量投与または連用中における投与量の急激な減少ないし中止により、まれにけいれん発作、ときにせん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の禁断症状が現れることがある。
- 肝機能障害
- 黄疸あるいは血清中の酵素指標の上昇など肝機能障害を示すことがある。
- 長期間の使用では眼瞼痙攣[7]
また、以下の少数の副作用が報告されている。
- 呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス
- 呼吸抑制が現れることがある。中等あるいは重篤な呼吸障害を持つ患者では炭酸ガスナルコーシスが現れることがある。
- 悪性症候群
- 発熱、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球の増加、血清CK(CPK)の上昇等、悪性症候群の症状が現れることがある。
- 横紋筋融解症
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)値上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇など横紋筋融解症が現れることがある。
- 間質性肺炎
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等、間質性肺炎の症状が現れることがある。この薬剤に対するアレルギー反応が原因と考えられている。
- 遠心性環状紅斑 skin lesions
出典:Wikipedia
このデパスを2ヶ月間服用した
このデパスという薬を2ヶ月間服用した。
知り合いから、コレは精神安定剤なので、大丈夫か?といわれ不安になりお医者様に
「知人が精神安定剤だから飲み続けると良くないと追われたのだが・・・・」
とそのまま伝えたところ
「この薬は子供でものんどるから心配ない!」
と怒られたそうです!
その対応に不安になり、薬をやめたら・・・
薬をやめたら寝れない!過呼吸!
薬を自己判断でやめたら、寝付きが悪くなりなかなか眠れない状態になった。
そして、今までなったこともない過呼吸にもあり大変しんどい思いをしたそうです。
下記の動画でも説明ありますが、
精神安定剤服用していてやめたら症状が悪化します。
これは薬をやめたから酷くなったと感じるのです。
それ、実は薬物の禁断症状なのです。
コレは麻薬をやめた時に起こる禁断症状と同じなのです。
麻薬をやめたら、手が震えたり、話し方がおかしくなったりします。それと同じなのです。
この禁断症状は薬をやめたせいでと周りの人やお医者さんが考えるため、また薬を与えます
禁断症状が一時的におさまります。これで治ったと間違って感じてしまうのです。
お医者様はコレを改善と判断しているそうです。
この方は、別な医者に寝れないと伝えると、コレを飲みさないと今度は、メイラックスという薬を出されたそうです。
メイラックス
成分名(一般名):ロフラゼプ酸エチル
商品名:メイラックス
これ、ぐぐったらこれも不安・緊張・抑うつ・睡眠障害。心身症 を抑える薬。
背中が痛いってのにお医者さまは、精神安定剤を出したがるんですね。なんででしょう?
今回2回目の施術
1回目で歪みや下肢の緊張をとり、2回目で特に圧痛の強い背中を当院の電流施術器で施術。
あれだけ痛がっていた背中の圧痛も嘘のようになくなる。
ただ、これは姿勢が悪いために出ていた為、仕事中での姿勢を正しくする工夫やストレッチをお出しして様子をみていただくことに。
この方には、薬の事をお話して減薬してもらえる事になりました。
薬の怖さを知ってもらい、薬に依存しない身体になれるように施術していきたいです
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