腰痛の痛みの為ペインクリニックで半年施術した
3年前から腰痛に悩んでいたこの方は、整形外科にかよっても改善しない腰痛をペインクリニックで施術していくことを決めた。
整形外科では、「ヘルニアになりかけている」と言われ、手術をするほどでは無いとの診断だった。
しかし痛みは強くなる一方で、保存療法では一向に良くなる感じもなかった。
知り合いからペインクリニックを紹介され通院が始まった。
ペインクリニックでは痛みの症状にあわせいろんな施術が行なわれる
痛みの部位の施術
湿布療法
- カプサイシン
- 表面麻酔
神経ブロック療法
- 硬膜外ブロック
- 交感神経ブロック
- くも膜下ブロック
刺激療法
- 経皮的電気刺激療法
- 鍼療法
- 脊髄刺激療法
理学療法
- コルセット
- 可動域訓練
- スプリント
- 人口工学的方法
破壊的療法
- フェノール・アルコールブロック
- 神経切断術
主には
- 神経興奮の伝導を遮断する神経ブロック療法
- 痛み続ける神経の興奮を抑える内服施術
- 痛みの部位に刺激を与える刺激鎮痛法
- 鍼灸施術
- リハビリ・運動・理学療法
- 心理療法
- 手術療法
とりあえず、今の痛みを無くしたかった・・
腰に激痛がはしる今の状況を改善してほしいため、神経ブロック療法やリハビリ、薬を服用した。
ブロック注射も、3日間は痛みが和らぐ。しかし4日目からは、痛みが戻ってくる。
薬で痛みが変わらないため、より強い薬を出されはじめるようになる。
しかし、変化もあまりみられない。
ストレスが原因?
通院して1ヶ月半、お医者様が「ストレスも、この腰痛には大きく関係している」とのことで、だされた薬が、
精神安定剤だった。
初めは、薬の影響か、フラつきやめまい、頭痛もあったが、少しずつ緩和されたように思えたそうです。
しかし、それは今考えたら、薬依存の始まりだった気がすると、話されました。
初めは緩和したと思われた腰痛も、またしばらくしたら、酷い痛みにかわった。
そのことをお医者様に伝えると、さらに違う薬を処方されたそうです。
薬を3回変えてもらったそうです。
当院に来られた時には
当初、腰が痛いだけだった、この方。
当院に来られた時の症状は、
- 頭痛(毎日)
- めまい(毎日)
- 吐き気(週3回以上)
- 不眠(毎日)
- 立ちくらみ
- 首痛
- 肩コリ
- 背中痛(激痛)
- 腰痛
- 足の浮腫み
- 身体のだるさ
- 動機
- 息がしにくい
1年間ペインクリニックに通った方はこんな状態だった。
今は仕事も休んでおり、いつ復帰出来るかわからない。
薬は今も飲んでいる。
この方は、薬をのむと少し楽になる気がして、薬を飲まないと、さらにひどくなるような気がするとおっしゃられました。
衝撃だと感じませんか?
腰痛を治すために通ったペインクリニックで、薬漬け状態になり今までなかった他の症状で今は悩んでいる。
今回、この方への施術は行いませんでした。
なぜならお薬を服用して来院されたからです。
問診をして、お話をして次回お薬をのまないで来院される事が施術の条件。
ただ、お話したらお薬の怖さを感じていただけたので、ご理解いただけたと感じています。
ただ、薬を止めるのはそう簡単ではないと思っています。
施術で身体の負担を軽減させていけることで、やめようという気持ちが生まれてくるようにしなければならないと思っています。
当院で改善するのか?
以前にも似たような症状で、その患者様はお医者様に「うつ」と診断されておられました。
ただ、当院に来ることが出来きお話もしっかり出来る時点で、うつでは無いとお伝えし、施術をすすめました。
息がしやすくなったり、少しずつ行動範囲も広がり、お庭のプランターで野菜を植えたり、散歩したりすることが出来るようになり、今までは誰かに連れて行ってもらっていた買い物も、自分で車を運転して出来るようになった方がおられます。
今の身体の歪みや筋緊張を改善していくことで、質の高い睡眠や、呼吸がしっかり出来る様になるはずです。
このハズというのは、本人にも薬をやめて日常努力してもらう宿題があるので、それをがんばってもらえたらの話。
不眠症や更年期障害などで安定剤を服用されている方も是非一度ご相談下さい。
お薬ではあなたの不調は改善出来ません
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