坐骨神経痛といっても
当院に来院される患者様の主訴で一番多いのが坐骨神経痛です。
毎日と言っていいほど坐骨神経痛の患者様が来院されているなかで、重度・軽度と僕の中で判断しているものとがありますが原因は様々です。
今年の初め、私はハワイ大学の解剖学実習に参加し実際に自分の手でメスをもち解剖に参加しました。
坐骨神経の太さは袋入りのストロー程度だったでしょうか、人体の中で最大の神経として知られています。
神経が圧迫を受けている
ヘルニアや脊柱管狭窄症によって神経圧迫をうけて痺れや痛みが出るといった診断を受けます。
それに関しては下記の記事をお読み下さい。
当院ではヘルニアや脊柱管狭窄症の施術は出来ないが、その診断名で来られた患者様の坐骨神経痛が改善に向かっている。
調整しているのは、筋肉・筋膜の拘縮、滑走障害です。
実際説明がつきにくい事もあるのですが、筋肉の異常により神経圧迫・神経障害が起きていると考えています。
坐骨神経付近の筋肉異常だけではない
施術の現場でご説明している中に
痛み・痺れの原因が痛みや痺れのある場所にはない!ほとんどない!
筋筋膜のつながりを利用した施術を行うことでより離れた部位を調整し痛みや痺れを消失させることが出来る。
筋膜のつながりを使って 離れた部位を調整
今回は坐骨神経の痛みを広背筋の緊張を弛めることで消失させました!
痛みの出ている所と離れている感じもしますが、筋膜のつながりはしっかりと坐骨神経と関連している筋肉とつながっているのです。
調整される患者様からすれば、なんでこの人こんなところを・・・と思われるので施術中ではご説明しながらおこなっています(^^)
つながりを使えば
筋膜のつながりを調整できれば、揉むと痛みのある部位や、神経などが多く走行している首などを揉まなくても、弛めることが出来る。
患者様の負担軽減にもつながり、こちらも痛い事をしなくて済むし施術自体も安心安全!