剥離骨折と診断された少年
有名な◎◎クリニックで剥離骨折と診断された野球少年の肘の施術を行いました。
小学生や中学生の野球肘は非常に大きな問題で、病院への受診件数も増えているようです。
「変化球の禁止」「投球回数の制限」や「野球指導者の教育」などもすすみ、あまり肘に負担をかけないようにする動きがあるようです。
なので、違和感を感じたらすぐに整形外科を受診する方が増えているのかもしれません。
中学生までは、まだまだ骨は成長段階。特に小学生のうちから過度の投げ込みや、連日の練習や試合などを行なうと肘に大きな負担をかけてしまいます。
特に肘の内側には遠心力・牽引がかかり、軟骨に付着している靭帯、筋肉の腱がはがれてしまう事があります。
これを『剥離骨折』と言います。
この少年は、曲げたら大きな痛み。内旋・外旋しても少し痛みがありました。
親御さんに5日後の試合に息子が出ると言いはっているのでなんとか出させてやりたいと言われたのです。
こういった施術に最大限の施術効果を発揮する電流施術器の登場です。
この施術器は通電するときに「ピリッ」と少し鍼をさしたような感じになります。
小学生位なら少し痛いと感じることがあるかもしれません。
特に筋肉の緊張が強い箇所はそれが強く感じます。
多少痛みをこらえながらの施術となりましたが、
「これでどうですか?」と聞くと、
笑顔で「痛くない!!」曲げても内旋外旋しても痛みは全くゼロに!
自分でできるストレッチとあくまでも、「生活レベルの痛みが無いだけで、ボールを投げるとまた痛くなると思うので、
安静にしたほうがいい」とお伝えし施術終了!
エースピッチャーなので、早く回復してどんどん活躍して欲しいですね。