【徳島県からの来院】症状:手のシビレ、腕の脱力感、フラつき
心筋症の手術を昨年9月、今年の5月に行いその後、手のしびれ、腕の脱力感、フラつきが出始めた。
手のしびれは2014年以前から右手。5月からは両手の薬指、小指がしびれていた。
整形外科での見解
頚椎の生理的前彎は消失し、軽度後彎しており、Alignment(一直線)の不整が見られます。C43/4,4/5レベルの椎間板の軽度膨隆、後縦靭帯肥厚、骨棘形成が認められ、軽度の硬膜蕋の圧排が見られます。C4/5レベルで軽度の脊髄圧排が見られますが、撮像範囲の脊椎で腫大や萎縮、内部の信号変化は認められません。C2/3レベル右側、C3/4-5/6レベル左側の椎間孔が狭く見えます。臨床症状と併せてご検討ください。
脳実質に明らかな異常所見無し。
咽頭、喉頭にも特記すべき異常所見なし。
警部のリンパ節の腫大がやや目立ちます。
ということでした。
といわれ、薬をくれただけだそうです。
首に原因が無い事が多い
当院では、この首の生理的彎曲の異常をボキボキさせたりする事はありません。
実際この患者の手のしびれはなくなりましたが、首にはいっさい触れていません。
彎曲の異常が出たのはなぜなのでしょうか?
この方は事務仕事を長年続けてこられました。
姿勢も前屈みの姿勢です。
肩が前に巻き込まれる状況が何十年も続いているという訳です。
頸椎ヘルニアと診断された患者様で手術をされる方がいらっしゃいますが、半数の方が手のしびれが改善していないと聞きます。
ふらつきも、腕の脱力感も改善
骨盤を調整し、姿勢を改善させていくと、腕のしびれも、ふらつきも腕の脱力感も改善されました。
姿勢のメカニズムをしっかりと理解してもらう事で、セルフストレッチでどんどん改善!
当院では宿題を出しています。
自身で出来る簡単ストレッチです。
それを実践してもらうだけで、効果を持続させさらに今よりも良い状態になる事が出来ます。
宿題をしっかりおこなってもらえれば、この方のしびれは再発する事はないでしょう。
手のしびれでお悩みの方、是非当院へご相談くださいませ。
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