メンタル系でお悩みの方のほとんどが
当院にこられる方の主訴ではありませんが、慢性的な疲労、精神的な疲れで【抗うつ薬】【安定薬】を服用されておられ、心療内科で鬱うつや、更年期障害と診断されておられる方がいます。
それらの方の多くが共通して
非常に呼吸が浅いです。
呼吸に関わる筋肉は?
・正常安静呼吸
吸気:主に横隔膜、また外肋間筋も使用
呼気:筋肉を用いず、伸展された肺の受動的反跳(ふくらんだ肺が自然にもとに戻ろうとする力)
・努力呼吸(意識した呼吸)
吸気:胸鎖乳突筋、斜角筋
呼気:内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋
『wikipedia 呼吸筋』参照
これらの呼吸筋の上の層に前鋸筋や大胸筋が重なっています。
胸に手をおいて呼吸をしてみてください。
吸気と同時に肺・胸・肋骨が膨らむのがわかります。
押すと痛みを感じる前鋸筋や大胸筋が強張り短縮することで、呼吸筋もあわせて収縮した状態になり吸気時、本来大きく膨らむはずの肺・胸・肋骨がギュッと締め付けられた状態になり、自然と吸えるはずの酸素量も少なくなる。
呼吸が浅い状態になってしまうのです。
姿勢も原因
上記の呼吸に関連する筋肉をこわばらせる原因が1つに姿勢の悪さです。
こちらが本当の猫背
身体に不調がある方ほど、姿勢が悪く背中を丸め、肺を押しつぶしているかのような状態になっているのです。
コレでは、更に呼吸が浅い状態ですね
メンタル系で悩んでおられる方のほとんどが
姿勢がわるく、俯いている状態で目線も下。
身体の強張りも強いので、呼吸も浅い。
ですので、
- 息がし辛い
- 動機
- 疲れやすい
- ため息
- 身体のだるさ
- 身体が重い
- やる気がでない
などの症状が出てくるのです。
こんな時はお薬で!
なおりませんよね!お薬では。
姿勢がつくりだす筋肉の強張り、筋緊張が「息がしにくい」「呼吸が浅い」状態を作っているのです。
先生がうつと言ったから
心療内科で
「あなたは「うつ」なので、お薬で施術いていきましょう。これは病気なので、お薬で治ります。
少しずつお薬を軽くしながら経過を見て行きましょう」
とお話してくれます。
そこで、初めて「自分が鬱なんだ」と自覚するのです。
当院にこられる患者様で「鬱」と診断されたと言われる方もおられます。
当院に来れた段階で鬱では無いですよ!とお伝えします。
これらの患者様に共通するのが、
「病院の先生にうつと言われたから、自分がうつなんだと思うようになった」と言われます。
当院はメンタル施術系の院ではございませんが
当院に自分の足で来られている方で、抗うつ薬などを服用されている方には、こうお話させて頂きます。
「あなたは鬱ではありません。」
当院の施術でもっと呼吸がしやすい、もっと身体が楽な状態になることが出来ます。
呼吸がしにくいなと感じる方も、是非ご相談下さい。
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