手術をするほどでは無い側弯症
20代前半の女性 側弯症でお悩みの方が来院。
聞けば、生まれながらに側弯症と診断を受け、中学生位から背中の痛みを感じるようになり、高校中盤くらいから痛み止めをのむようになった。
今事務仕事をしているこの方は、姿勢もあまり良くない状態。肩こりも酷い。
マッサージを週1回受けても全然改善しないとのことで当院に相談があった。
側弯症の状態は手術するほどではないとの診断。
ただじっとしているのがしんどくて、常に肩を動かしたり、背中をもぞもぞしていないといけないくらいだるくて痛い。
側わん症とは
体の前あるいは後ろから見た時に、脊柱(背骨のこと)が曲がっている状態のことを言います。
一般に側わん症といえば、成長期や思春期に多発する「特発性側弯症」(とくはつせいそくわんしょう) のことを指します。
発症原因はいまだにはっきりとはしていません。
これは前屈時の背中の状態。左側に比べて右の背中が大きく盛り上がっていることがわかる。
骨盤も大きく歪む
側弯症の方に多いのが同時に骨盤も歪んでいること。
この方も骨盤の歪みも大きく、腰仙部は押しても痛い。腰椎の横突起部分も胸椎にかけてずっと痛い状態だった。
当院では骨盤の調整にSOTブロックを用いていますが、この方にカテゴリーⅢのブロックをいれると、腰仙部の痛みはゼロになった。
胸椎部に関しては脊柱起立筋とともに痛みが残る状態。
患者様と相談し、今回はこの起立筋の緊張を当院の施術器で緩めさせてもらうことにした。
当院の特殊施術器は筋弛緩が出来る
当院の電流施術器は損傷した細胞を活性化する際、筋弛緩ができる。コレまでもガチガチの筋肉を弛緩させていた。
以前も側弯症の方に施術器を用いたことがあるが、効果が大きかった。
起立筋に沿って痛みがある部位を丁寧に通電させていく。
チクチクと鍼をはす様な若干の痛みがあるがそれも慣れてくると心地よい感じだそうだ。
背骨の左右、脊柱起立筋にそって50分程度施術。
あれだけ痛かった背中の痛みや張り、だるさも全くない状態になっていた。
毎日ロキソニンをのんで夜も痛だるくて眠れない様な状態の彼女だったが、背中の何かが取れたよう!と喜んでくれていた。
側弯症は治らない
この側弯症の骨の歪みは治らない。背中の張りや痛みとは付き合っていかなければいけない。
ただ少しでもこの痛みが当院の施術で軽減出来き、その他のアドバイスでその良い状態が維持でき、お薬をのまないで良い状態になってもらえればと感じております。
側弯症でお悩みの方、お薬に頼らないといけないような状態の方がおられましたら、是非当院にご相談くださいませ。
様々な症状の改善に力を発揮してくれています。
どこでもなおらない様な痛みを是非ご相談下さいませ。
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