骨盤の痛み?実際に骨盤が痛いの?骨盤痛と感じる事で起きるその他の症状もあわせてお伝えしていきます。
骨盤の骨が痛い?骨盤が痛いとはどこが痛いのでしょうか?
まずここでは自覚症状として骨盤が痛いと感じている部分を痛みが多いと感じる3ヶ所をピックアップします。
①仙骨と腰椎の間の部分
仙骨と呼ばれる骨盤の中心部にある骨と腰椎(腰の骨)の間の部分。
詰まった感じや腰の前項屈で痛みを感じる事があります。
②仙腸関節部
骨盤が痛いと感じる方の中で一番多いのがここの仙腸関節部です。
歩くと骨盤が痛いと感じるのはここの部分です。
仙腸関節の痛みに関しては下記のリンクを御覧ください。
③恥骨部
産後の女性にこの恥骨部の痛みを訴える方が多いです。
出産時に骨盤が最大に開き産後徐々に骨盤が閉じる過程で、左右の恥骨の高さがずれることで起こる痛み。
恥骨部の痛みを改善するには恥骨の左右の高さをそろえる事が必要になりますが、コレは自分ではむずかしいので、お近くの骨盤強制をおこなっている整体などで、調整することをおすすめします。
その際、恥骨部の調整をお願いして下さい。
女性が悩む身体の不調の原因。実は骨盤に多くの原因があります。
【骨盤が痛い】骨盤のゆがみが生み出す歪みが、身体のバランスやホルモンバランスにも大きく影響します。
骨盤が歪む4つの原因
日頃あなたが行っている日常のクセが骨盤を歪めている可能性があるのです。以下の4つに心当りがある方は日頃の生活を改善しましょう。
□足を組んで座る
足を組んで座ると骨盤がずれる原因となります。足を組んで座りたがる原因としては、左右の足の筋肉の緊張に差があるからです。
骨盤がずれると足の長さが違いますが、長下肢側の大腿部が緊張しやすいという事がさらに骨盤を歪める原因となります。
□片側だけの噛みグセがある
片側だけで噛んでいると顔がゆがんでいきます。それにともない側頭骨と連動している腸骨が歪みます。片側だけの噛みグセは、胸鎖乳突筋を緊張させ、肩こり、首痛、歯ぎしり、頭痛の原因にもなります。左右両方で良く噛んで食べるようにしましょう。
□荷物をいつも同じ側で持つ
片側だけに重心をかけると、広背筋の筋肉のバランスが悪くなり体のバランスを崩してしまいます。広背筋は骨盤についている筋肉です。
広背筋の左右の筋肉の緊張の差が骨盤の歪みを作ることになります。
小さなお子様がいらっしゃる方、職業柄腰に道具袋等をさげていらっしゃる方は、特に工夫が必要でしょう。
また骨盤の周りが痛いと感じる方はこの筋肉が原因の場合が多いです。
□横座りをする
女性の骨盤が歪む一番の原因です。足を組むのと同じですが、足の筋緊張が異なる事が原因です。地べたで普段の生活をおこなわれている方は特に注意しましょう。
【重要】これら上記の事が原因で骨盤がゆがむと表現しますが、詳しく説明するとこれら上記の事が原因で、骨盤周辺の筋肉、筋膜が緊張し”縮んだ筋膜・筋肉が骨盤を引っ張る”それが原因で骨盤がゆがむのです。
正確な骨盤矯正とは
正しい位置に骨盤を戻すということは、バキッと音をたてて矯正するのではなく、筋膜の繋がりを使い緊張した筋肉を弛緩させ、骨を元の位置に戻すということです。
ですので、一時的な「骨盤を正しくしました」という表現には気をつけなければいけません。
施術での骨盤の調整はすぐに戻ると考えておいていいでしょう。
これはあなたの日常的な生活の中であなたが行う座り方や姿勢ですぐに戻ります。
正しく調整し自宅でできるケアを行って初めて正しい骨盤が維持できるのです。
ここに痛みがあると骨盤の開閉出来ていません!!
骨盤の一部である仙骨は、深く女性ホルモンと関係しています。
この仙骨が歪むと、骨盤の開閉がうまく出来ずに、骨盤が開いたままになります。
下の☆の部分に痛みが生じます。
正常に骨盤の開閉が出来ていないと★印のところに圧痛があります。
うつぶせに寝てお尻の一番高い部分(上後腸骨棘)
骨盤の開閉が出来ていないと・・・・
まず一番多いのが生理痛が強く頭痛などの症状がでる。
骨盤が開閉出来ない事で骨盤が開いたままになると、腸骨で支えられていた内臓が下垂してきます。
骨盤が開いたままになり下垂した内蔵が子宮や卵巣を圧迫します。
骨盤の開閉異常は様々な症状を生む
骨盤の歪みが生む身体の不調
■ひどい生理痛・生理不順
■便通障害
■代謝の低下による手足の冷え
■下半身の太り
■疲れ、足のむくみ
■O脚・X脚
■姿勢の悪化
■肩こり、腰痛
■不眠、睡眠障害
■イライラやストレス
■更年期障害
■女性ホルモンのバランスの崩れ
■自律神経失調
いくつ当てはまりますか??
さらに下垂した胃は小腸、大腸を圧迫し便秘や下痢症状の便通障害も生みます。
さらに生理不順や不妊などの問題が生じさせます。
内臓の機能が低下するので、冷え性になりやすくなります。
骨盤は頭蓋骨にある後頭骨と連動しているので、骨盤が広がってしまうと、顔の骨格にも影響し顔が大きくなりますし、骨盤が歪むと顔の骨格までも歪んで、顔がいつもむくんで見えてしまうそうです。
そしてさらに
骨盤が広がると、それと同時にお尻も大きくなったり、下半身に肉が付きやすくなったりします。
骨盤の開閉が仙骨とあわせて基礎代謝と大きく関係があります。骨盤の開閉が出来ないと代謝もよくありません。
足がむくみ、ふくらはぎなど下腿部の疲れが出やすくなります。冬場のブーツやソックスを履くと跡が残ってしまうのも骨盤が原因です。
大腿骨は骨盤と連動しているので、骨盤が開くと大腿骨も開き、足が外側に向きやすくなります。
そして、O脚やX脚になってしまったり、猫背になったりと、悪い姿勢になってしまいます。
逆に骨盤が閉じたままですと、なかなか寝付けなかったり、不眠になったりします。
女性ホルモンと密接な関係のある骨盤
仙骨は女性ホルモンと密接に関係しています。仙骨が歪むことや呼吸との連動での動きが出来なくなるとで女性ホルモンのバランスがくずれ、
怒りっぽくなりますし、常にイライラしてしまいます。更年期障害と呼ばれる諸症状が骨盤の歪みが大きく関係があります。
■骨盤のゆがみと更年期障害
骨盤の歪みは様々な身体の障害を生みますが、女性の場合 骨盤の歪みと更年期障害が非常に関係があります。
更年期障害とは、女性の閉経期前後くらいになると卵巣機能が低下し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下してバランスが崩れ、様々な症状が起こる症候群です。
仙骨の前側に子宮や卵巣があります。卵巣では、エストロゲン(美と女性らしさのホルモン)、プロゲステロン(妊娠サポートホルモン)という女性ホルモンを生産しているのですが、仙骨の「ゆがみ」が子宮や卵巣に負担をかけるためにホルモンバランスが乱れ、老化を早めてしまったり、更年期障害や婦人科疾患、生理痛、生理不順などのつらい症状を招くおそれがあります。
また、自律神経とホルモンは密接な関係にあり、ホルモンバランスが乱れる事により、自律神経失調症を招いたりと、心身に様々な症状が出てきます。
このように、骨盤の歪みは、体のさまざまな部分や精神面に、悪影響を与えることになります。
しかし骨盤の歪みをただし、開閉を促すし仙骨に動きをつける事で体質改善が出来ます。
なので、ホルモンバランスが悪く更年期障害といわれて出される安定剤や抗うつ薬を飲まなくても、これらの症状は改善出来るのです。
お薬を飲んで根本的な改善が出来ますか?
早めに骨盤のチェックとケアを行うことで今迄体質だからと諦めていた女性特有の不調を改善出来る事が出来るのです。