肝臓機能が低下しているタイプ(身体の軸が左右どちらかに側方に移動:側方に軸ブレしている)・・・ローリング(Rolling)
◆左右に身体のブレが生じます。
抗重力機能の低下(人間は常に重力に晒されており、二足歩行である以上、この重力に適応しなければならない。その機能で重要なのが仙腸関節の体重軸受け部である。解剖では仙骨(腸骨)粗面にあたり、重力(体重)を受け止める部位とされている。なので骨間靭帯で強固に結合していて抗重力機能を成し得ている。)の低下。
そのため身体の外側の筋肉を使って脊柱を支えている。そんな方は脊柱へのアジャストは害でしかありません。(背中へのボキボキカイロやグイグイマッサージ)その時は気持ちがいいかもしれませんが、その後は更に硬化した状態を作ってしまいます。
◆肝臓は筋の疲労をコントロールしています。
「このタイプの方は、すぐに疲れやすい」
肝臓は筋紡錘に関係があります。
筋紡錘:骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に重要な働きをする。
アルコールは肝臓で分解されます。
アルコールを飲みすぎている方は、肝臓がアルコールを分解するのに力を注ぎ、本来の筋を休める働きをすることが出来なくなります。その為アルコールを飲みすぎている方は疲れが取れないといった状態になります。
実は12月にぎっくり腰が多いんです。アルコールをよく飲む機会が増えるためにぎっくり腰になるケースが有ります。よくぎっくり腰になる方は、お酒を控えないとぎっくり腰を繰り返す可能性があります。
◆寝違いも起こします。
肝臓が弱まっている状態での寝違いは多くあります。
この場合の寝違いは右を向けない!
お酒をよく飲む方に多いです。
◆薬の飲みすぎも肝臓を疲れさせている!!
薬も肝臓で分解、処理されています。沢山の薬を飲まれている方、また不純物の多いサプリメントも肝臓に負担をかけていますのでご注意を!
◆食べ物も肝臓に負担をかける
食べ物の種類も関係します。 油物(フライ・てんぷら・スナック菓子等)、卵、牛乳、乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト等)、肉類、小麦粉(パン・パスタ・麺類等)、プロティンといった、高タンパク・高脂肪な食べ物を消化することは、 他の栄養を処理するよりも肝臓にとって手間がかかるので、体にとって必要以上の分が入ってきた場合には、分解・排出の仕事が増え、その分だけ疲れます。
◆脂っぽい食べ物に弱い・苦手
胆汁が脂物の消化酵素を出しますが、
「最近めっきり脂っぽいものが食べられなくなった」という方は身体の側方ブレ・胆臓機能の低下があります。
◆目は肝臓の子分
東洋医学では、目は肝臓と非常に密接な関係があるとされています。
肝臓が疲れると目の痛みや疲れ、視力の低下につながります。アルコールの飲みすぎ=目が疲れるということですね!
*眼精疲労・イライラ・不眠も出やすい
◆股関節の外転内転・手首の底屈背屈にも障害
◆足の長さに違いが大きい!
身体が左右にブレているため足の長さに違いが大きくでます。
違いが大きい方で1.5cm~2cmも違ってきます。
”身体を左右に振って歩いている方を見たことがありませんか?”
状態を左右に振って歩く方は、足の長さが違う=身体の軸が側方にブレています。
◆このタイプの腰痛は・・
寝ていると痛い、寝て起き上がるときに痛いという症状が出やすいです。
◆足の指のここが痛い!!
左足親指第一指に痛み(特に第二指側の面)東洋医学の肝臓の経絡がこの指に通っています。肝臓が疲れている方(側方移動している方)は、ここに痛みを生じます。
◆左腹横筋に圧痛がある
ウエストラインを左右押してみましょう。右重心になるので、左の張力が高い為痛みがあります。
こういった方も身体が側方移動していると思われます。
まとめ
内蔵機能の低下が身体の不調を生み出す事があるのです。
ただただ痛いところだけマッサージをしても改善しないところには、あなたの食生活も大いに関係しているのです。
暴飲暴食をさけ、規則正しい食生活を送ることが、身体の不調をつくらない事につながるのです。
今日から実行しましょう♪