スポーツをしているお子様がいらっしゃいますか?
自分のお子様が怪我をせず、もっと成績やスコアが上がることをお望みであればこのブログをお読み下さい。
皆さんの殆どが知らないお子様の状態
自分の子供の状態は常に把握している!と言い切れる親御さんは少なく、ほとんどお子さんの身体がどんな状況かご存じないと思います。
どのようにしていけばお子様の身体の状態をよくできるのかもご存知ないと思います。
ご自身がスポーツをしていなかったのであればなおさらです。
特に本気でスポーツに打ち込んでおられるお子さんをお持ちであれば、知っておいてほしいことをまとめてみました。
筋肉の状態を知る
多くのスポーツをしているお子さんがなぜ怪我をするかご存知でしょうか?
不意な突発的なもの以外はほぼ筋肉の状態が悪いせいで起きています。
筋肉を正しい状態にすることができていれば、怪我は殆どありません。
しかし毎日のきつい練習でケアが行き届かなければ筋肉が異常な状態になってしまうのです。
正常な長さの筋肉は・じっとしていても痛くない ・押しても痛くない ・動かしても痛くないのです。
しかし、じっとしていても痛い・ダルいと感じている状態や普段は痛くないのだが動かしたり、押したらいたい状態は異常です。
縮んだ筋肉は関節の可動域を制限する
縮んだ筋肉は異常と言いましたが、縮んだ筋肉があるとどのような事が起きるのでしょうか?
収縮した筋肉は関節の可動域制限を作ってしまいます。
正常な可動域の関節が収縮した筋肉により可動域が悪くなるといったものです。
腕を伸ばしたり、膝を伸ばしたり、腰を反らせたりという伸展の動作や身体を捻ったりという回旋の動作などにも影響を及ぼします。
一般的に言われる「足が重い」「足が上げにくい」といった動作がしにくいという状況もすべて関節可動域制限からきているのものです。
怪我に繋がる
短縮や伸張された筋肉は、非常にテンションが高い状態です。
ここに繰り返し行なわれる収縮運動や衝撃が加わると、炎症・損傷・断裂という事が起きてきます。
程度は様々ですが、痛いと感じる状況はこのような事です。
良く力士は怪我を最小限にするために身体を柔らかくしておく等を聞いたことがありませんか?
特に股関節を柔らかくすることはすべてのスポーツに共通して必要なことだといえます。
疲れがとれない
縮んだ筋肉がある事で疲れがとれない状態になります。
今身体全身に5秒間力をいれてみてもらえませんか?
5秒力を入れただけでしんどいのがわかるはずなのですが、その筋肉状態が無意識の間でも続いていると思って下さい。
この筋肉の緊張=強張りは、実は無意識の間にも起きているというのがポイントで、寝ている時にも起きているのです。
①まず寝付きが悪い
これに関しては若いお子さんには該当しない事が多いですが、年配の方では増えてきます。
身体の強張りは不眠症の原因です。
②眠りが浅い
これに関しても若いお子さんは該当しないかもしれません。夜中に何度も目が覚める。朝方6時に起きればいいのに、4時や5時に目が覚めてしまうということも身体の強張りが関係しています。
③朝起きたら疲れがとれていない
コレが若いお子さんには多いと思います。朝が弱い、まだ寝足りない、全然疲れがとれていないという状況です。全身ガチガチだと寝ても疲れがとれないのです。
パフォーマンスが落ちる
今まで書いてきたことでわかるかとおもうのですが、毎日の練習で疲れが取れず、動かしにくい可動域制限のある身体は、パフォーマンスが下がります。
筋肉の状態が悪いことで下記のような事が起きてきます。
- 真芯で捉えられない(バッティング)
- 空振りばかりする(バッティング)
- コントロールが悪い(ピッチング)
- 球速が上がらない(ピッチング)
- 飛距離が伸びない
- 力の伝達力が弱い、悪い
- 守備でエラーばかりする
- ボール・シャトルに反応が遅い
- 思っていても身体が動かない
- 早く走れない
- 持久力がない・落ちる
- 怪我が多い
- 捻転力が弱い
- 腕が速く振れない
- 軸がブレる
- 身体のキレがわるい
- 力んでしまう
- イップス・スランプに良く陥る
当院は痛みがある方だけの治療院ではありません
先ほどのような痛みなどはないけど、今やっているスポーツのパフォーマンスを上げたい方、成績やスコアをUPさせたい方にも当院をご利用して頂きたいのです。
痛みがある方が痛みがない状態になるということは、痛みがない方が受けると更によい状態になることが可能です。
そして毎日のケアやパフォーマンスUPの為のアドバイスもおこなっております。
最後に
これはスポーツの指導者の方にも見て頂きたい内容なのですが、当院には沢山の怪我をしたお子さんが来院されます。
子どもたちの体のことは自己責任とよく言われます。
怪我をするのはドン臭いからや!なんて言われる方もおられます。
週6や7日練習が続き、勝たなければいけない試合に挑んでおられると思いますが、週6や7日練習したら、選手は最高のベストな身体の状態になっていますか??
週6や7日練習すると選手が怪我をしていくようではその練習では間違っている可能性があります。
だって毎日練習して身体を壊しているのですから。
毎日練習しても怪我をしない、そしてベストな身体のコンディションになって選手たちが試合に挑める コレこそがすぐれた指導者の指導方法なのではないでしょうか?
選手達は決して1つの駒ではなく、使い捨てであってはいけません。
故障したから別の選手、故障したらまた別の選手となっていませんか?
故障するのにはわけがあるのですから、故障をしない身体の管理方法やストレッチの指導、そしてそれに時間をしっかり取って欲しいのです。
ウエイトトレーニングもいいかもしれません。しかしいくら筋力をつけても決して伸びることのない強力なバネであれば意味がないのです。
柔軟性を高める▶怪我をしない身体▶パフォーマンスが向上▶成績UP
子どもたちが怪我をしないでもっと頑張れるよう応援したいと思っております。
学校や団体、クラブ、部活単位でお声かけいただければそちらに伺うことも検討いたしますのでぜひとも怪我をしない体つくりを取り入れてみてください。