腰椎分離症とは
腰椎の椎間板(ついかんばん)のついている前方部分は椎体(ついたい)、後方の椎間関節のついている部分は椎弓(ついきゅう)と呼ばれます。椎弓の部分で椎体と椎弓が分離してしまった状態を「腰椎分離症」といいます。
一般的に保存療法がとられ6カ月ほどのコルセット着用で分離部の骨癒合(こつゆごう)が期待できるとされています。
今回はサッカー少年
小学生5年生のサッカー少年。サッカーが大好きだが2ヶ月前から腰をそると痛みが出る。
高松の整形外科で『腰椎分離症』と診断を受けた。
かなり痛い様子で病院ではコルセットをして3ヶ月まずは休むように言われたようだ。
そこで、接骨院に通うことにし1ヶ月間週に3回4週間で12回通ったそうだ。
腰痛の本当の原因は?
よその施術院を受診し来院されている方には必ず聞いているの事があります。
今回の腰痛の本当の原因を教えてもらいましたか?
今回の腰痛に対してどのような施術方針を伝えられましたか?
当院では
- 現在の身体の状況をお伝えする
- 痛みの原因をお伝えする
- その痛みに対してどのように施術をすすめていくのかご説明する
これらをしっかりとご説明致します。
おかしな話ですが、整形外科で診断名が出ている今回のケース。
本当の原因は何なんでしょうか?
その接骨院には12回も通いました。
そこでは何が原因で、どのように施術していくのかということは聞いていないということでした。
様々な接骨院があるなかで特に流行っている接骨院では
- 担当が毎回変わる
- 問診をしない
- 電気を当てて簡単なマッサージ
- 施術時間が短く、回数を通うことを言われる
今回もこのようなケースと言えるでしょう。
接骨院で電気を当てたりマッサージを受けていたのに痛みに変化がなかったのはなぜ?
これも腰痛で診断名がついて来院される患者様にはお伝えしていることですが
骨が原因であればちょっとやそっと筋肉を緩めても痛みの変化はありません。
しかし筋肉を緩めて痛みに変化があるのであればそれは痛みの原因が違うということになります。
でも12回も接骨院で電気を当てたりマッサージを受けていたのに痛みに変化がなかったのはなぜでしょうか?
それは、痛みのあるところをマッサージしてもらっていたからなんです。
??どういうことでしょうか??
痛みのある腰に電気施術をしてもらい、腰をマッサージしてもらっていたから改善はしていなかった。
痛みの原因は痛いところになかったのです。
今回の本当の痛みの原因は腰椎分離症ではない
当院は筋膜や筋肉を身体のつながりを用い、痛みのある場所ではなく離れたところを調整して痛みを改善していきます。
今回の痛みの原因はお腹にあったのです。
先程もお話しましたが、今回の痛みの原因が腰椎分離症で椎弓の部分で椎体と椎弓が分離してしまった状態が原因であるならば筋肉を調整しても痛みはなくならないです。
しかしこのサッカー少年のお腹を調整をすることで痛みはなくなったのです。
今回調整したのは大腰筋です。
腰痛の痛みの改善する際に診なくてはいけない筋肉です。
当院ではこの大腰筋に対してオリジナルのアプローチを行い安心安全でお子様からお年寄りまで調整することが出来ます。
最近特にこの大腰筋に対しては10通りくらいのアプローチを使い分け完全弛緩していくようにしています。
ちなみにですが、巷で行われている大腰筋のストレッチでは弛緩 緩みません。
ストレッチでは筋肉は緩みません。
無理なストレッチは逆に痛みがひどくなるのでご注意ください。
腰椎分離症でお悩みなら
腰椎分離症と診断された患者さますべてが改善しているわけではありません。
しかし今回のように腰椎分離症とMRI検査をして診断名がついた場合でも改善しているケースがあります。
しかもお薬や安静にしているだけでは改善しないパターンの腰痛です。
早く改善して元気にスポーツをしてもらいたいですね!