整形外科での野球肩、野球肘施術
レントゲンやMRIの診断により1〜2ヶ月ぐらいボールを投げなければ重症ではない野球肘は治るので安静にしておくようにと告げられ特に治療などはありません。
成長期の野球肘(骨化進行過程)
骨軟骨障害
- 骨端の障害 上腕骨内側上顆、小頭、滑車、橈骨頭、肘頭
- 骨端線の障害(上腕骨内側上顆、滑車、肘頭)
- 裂離骨折(上腕内側上顆、滑車、肘頭)
- 骨軟骨損傷(骨折)
中心選手なので休めない実情
野球肘になるお子さんの多くがピッチャーです。
しっかり肩が出来上がっていない状態での連投や投込みすぎ、無理のかかる投球フォームにより肘や肩を痛めていることが多いです。
チームでの中心選手であることから練習や試合を休むことが出来ない、休みにくい状況、入寮していて施術にいけないなど、ムリをせざるを得ない状況であることがほとんどです。
当院での野球肩や野球肘の施術
そんな休めない状況で1〜2週間も休めない状況のお子さんでも当院での野球肘の施術であれば早くて1回〜数回の施術で完治しています。
施術の流れ
- 問診
- 検査(可動域、痛みの部位)
- 施術(特殊治療器により施術を行います)
- 検査(痛みの部位、投球動作で実際に物を投げて確認)
- 施術(痛みが残っていれば再度施術)
- 検査(投球動作により確認)
- 自宅でのケアの指導
肘や肩が痛みの原因ではない
肘や肩に痛みの出る原因は、肘や肩以外にあります。
この痛みの出る原因を知らなければ再度同じような状態になってしまいます。
このような状態にならないために当院では自宅で出来るケアを真剣にお伝えしています。
今回の肘が伸びない中学生ピッチャー
4ヶ月前より肘が痛み3ヶ月前から痛みがひどくなり始め肘が伸びない状態に!
整形外科では2週間も休んでいれば治ると診断を受けたらしいのですが、全く肘は伸びず痛いまま。
実はこの中学生ピッチャー 最速129kmの記録を持つピッチャー!全国大会にも数回出場しているお子さん。
私立高校の特別推薦も決定している中での肘の故障なのでなんとかしたいとご連絡頂きました。
今回で2回施術に来ていただいたのですが、1回めの施術で肘は伸び、外での投球検査でも痛みが無くびっくりされておられました。
2回目は全体のバランス調整。下腿や股関節、肩の柔軟性をUPさせ、痛みの戻りにくい状態に施術を行いました。
甲子園の常連校に進学するのでいずれ甲子園で活躍する姿が見れると嬉しいですね!
頑張ってケアを続けてくださいね!