今日来院の中学生は整形外科で離脱性骨軟骨炎と診断されていた
「野球をやめろ!」
この辺ではスポーツ整形で有名な整形外科で離脱性骨軟骨炎と診断をうけた彼
小学校1年生の時から野球をはじめ、もう7年目の中学1年生。
一緒に来られていたお父さんが「1度も練習をしたくない」と弱音を吐いたことがなく、家でも一生懸命練習してるんですとほめていた。
彼が5ヶ月前から肘に違和感を感じ、痛みもこらえて騙し騙しやっていたが、痛みもかなりきつくなり、近所の整形外科へ。
あまり詳しいことを告げられないまま、湿布をもらっただけ。西讃で有名な整形外科で再度検査をしてもらうと、離脱性骨軟骨炎と診断された。
整形外科の先生には「野球をやめろ!」と言われたそうです。そしてそれがいやなら「1年間休むように」と告げられたそうです。
野球が好きで7年間もやっていた彼には、甲子園に行きたいという夢があったので、整形外科の先生に言われた言葉は彼にとって非常に酷な宣告でした。
そこで彼のお父さんがネットで調べて当院にお越しになられました。
骨の問題なら痛みは変わらない
当院で野球肩や野球肘の施術を行っていますが、骨が問題であれば痛みは変わらないでしょうとお伝えします。
しかし、整形外科で骨が問題(完全に折れている場合は別として)で痛みが出ているといわれた場合でも筋肉を緩めることでコレまでも痛みが消失しているケースがありますと説明します。
グローブとボールをもってこられていたので、まずは痛みの確認。
ゆるやかな感じでも痛みが確認できました。
当院の電流施術器で施術を開始
身体の歪みやストレッチの重要性、雑談などを交えながら1時間程度の施術。
再度 ピッチングで確認。
少し強い球も投げられるようになりました。
引き続き練習はノンスローでまた1週間後に再度施術を続けることで終了しました。
骨が原因なら、痛みは全く変わらないでしょう。
ただ最後のあたりで投げていたたまには今まで痛みでゆがめていた表情はなく、1年間も休まなくてもいいんだ というような明るい表情でした。
学生にとって短い期間しかスポーツに打ち込めないその瞬間に、一生懸命やっている子供に無碍な言葉をかけた整形外科の先生に親御さんは怒りのような物を感じておられました。
この子がどんな思い出スポーツしてるのか本当に考えたら、もっと伝えようがあるのでは。
スポーツをする子にだけではありませんが、患者様の気持ちになって理解でき、そして痛みを改善出来る施術家という職業の前に人間として尊敬されるような人になりたいです。
コメントを残す