股関節痛の原因が魚の目??そのまえに
魚の目が原因で股関節痛になるのか?その話の前に来院された患者様は整形外科で診断を受けていた。
患者様は、整形外科で股関節をレントゲンで診てもらった結果 大腿骨との寛骨臼の間が狭くなっているといわれたそうだ。
骨が原因なら僕では治せない
そもそも骨が原因であるならば、僕が少々揉んだり擦ったりしようが痛みには変化がないハズ。
しかしその患者様は僕の施術を受けて足が上げやすいし、動かしても痛くないとおっしゃってくれた。
僕は骨盤の歪みと筋肉をゆるめただけ。
太ももが凄く緊張していた
この方は太もも(大腿四頭筋)が非常に緊張していた。
大腿直筋は下前腸骨棘から脛骨粗面までついているがコレが緊張してしまうと骨盤を前傾(おじぎさせてしまう)
大腿四頭筋は長下肢側が緊張しやすい
なぜこのような事が起こるのか?
これは浮き指にもおおきな関連性がある。
浮き指の原因
多くの現代人は浮き指である。
昔の人は鼻緒のついた履物を履いていたため指で地面を掴んで歩いていた。
しかし靴を履くようになってからはその地面をつかむという運動をしなくても歩けるようになった為歩く時に爪先を蹴るような動作を積極的にしなくても歩けるようになった。(していないわけではない)
指先をしっかり蹴らないことで早く大腿四頭筋を完全伸展位にしてしまう動きが起きてくる。それにより四頭筋が緊張しやすい状態が起きてくる。
これは腸脛靭帯や大腿筋膜張筋も緊張させてしまう。
この外転筋群(腸脛靭帯や大腿筋膜張筋)の緊張により縮んだ反対側に骨盤を並行に押し出してしまう事が多い。
これにより股関節の可動域を制限し特に歩行時に制限してしまうことから膝を完全伸展位にするタイミングが早くなってしまい大腿四頭筋を緊張させてしまう。
この方は足の指に魚の目が出来ていた
魚の目が出来ていたこの患者様は、指の先をなるべく地面につけないように歩いていた。
その不自然な歩行のせいで知らぬ間に太ももの筋肉を緊張させてしまっていたというわけ。
なので太ももの筋肉の緊張を改善し、プラスある部分の筋肉を弛めることで痛みがなくなったのです。
骨が原因ではなかったという事で、喜んでおられたが魚の目の施術を早急に行ってもらうようにお伝えした。
*魚の目は早く治そう!!