杉内俊哉投手登録抹消
巨人の主力投手 杉内俊哉投手(34歳)が右股関節の痛みを訴え、7月23日に出場選手登録を抹消された。
リハビリを続けてきらしいが、症状は一向に緩和されることがなく、とうとう右股関節の手術することを球団が承認した。
関係者の話では、もちろん今季は絶望。しかも来季の開幕にも間に合わないとみられている。
股関節インピンジメント症候群で手術
股関節の手術と聞くと生まれつき股関節に問題をもった状態や年齢に伴う変形性の股関節症などを思い浮かべます。
今回杉内投手は股関節唇の問題で手術することがわかった。
股関節唇の損傷や問題で来られる方もいましたが、コレはバレエの様な股関節を最大限に可動させるスポーツなどに多くみられます。
骨に問題があると言われたのに
股関節に問題を持って来院される方の殆どが大腿骨頭と完骨の間が狭くなったりしているために痛みが出ていると整形外科で診断を受けた方です。
来院される方の中にはこのまま痛みが続くと股関節の手術をすると言われた方もおられました。
と言われている方々の殆どが骨が問題では無く、股関節に関連する筋肉が問題の場合が多いです。
股関節は複雑な筋肉によって動いています。
これらの筋肉1つでも異常があれば股関節に何らかの異常が現れます。
これが骨に異常が無くても筋肉に異常があれば痛みを出してします原因です。
レントゲンやMRIでは筋肉の問題は映りません。
トップアスリートも知らない
先日トップアスリートの施術を行いました。
その方は昔から腰痛で悩んでおられました。その方はオリンピック金メダルの方にも指導を受けられていた方です。その方が当院での腰痛の施術で今までに受けたことがない非常に理にかなった施術とご理解頂けました。
ある部分の筋肉を弛めることなんてトップアスリートも知らなかったのです。
過去には関節唇に問題があると言われた方でも関連筋肉を弛めることで痛みが軽減した方もおられます。
今回の杉内投手の右股関節痛が早い段階で関連筋肉を弛緩させることができていればここまでのことになっていなかったのでと感じてしまいます。
杉内投手は過去に左肩を痛めた事もありますが、コレは右の股関節に問題があるからなのです。
筋膜連鎖で考えるならば痛みがある所だけに原因がない
早い段階でケアができていれば手術をせずに改善できたのではないでしょうか・・・・・・。
杉内選手が早期現場復帰できることを心からお祈りいたします。