四国でAKA博田法している病院を探されて当院へ来られました。
3〜4年前からその徴候があった
3〜4年前酷い腰痛で右足を引きずる様な状態で大きな病院へかかったそうです。
MRIやレントゲンには異常がなかった。
詳しい説明などがないまま、薬と湿布をもらったそうです。
「右足を引きずるこの痛みの原因は?」と聞くと、お医者様は「骨に原因がないので、お薬で様子を見ましょう」と言うことを伝え話は終わったそうです。
それから痛みは次第に減少したそうです。
今から1年2ヶ月前に再発!
再び酷い足の痛みが再発し、整形外科で検査するも今回も「原因なし」
リハビリをするようにいわれて、理学療法士の方からもしかしたら脊柱管狭窄症では?と言われた程度だそうです。その辺から自分は脊柱管狭窄症では?と思うようになったそうです。
ドクターショッピングが始まる
症状はあるものの、病気が解からずにいくつもの病院(ドクター)を捜しまわる事です。
カイロプラクティック、整体、鍼灸、接骨院様々な施術院を渡り歩いたそうです。
県外では尾道、遠いところでは石川県にいかれたそいうです。
石川県ではトリガーポイント療法というものを受けに行かれたそうなのですが、1ヶ月入院して経過をみるというものです。中には2〜3ヶ月入院される方もいるそうです。
しかし1か月後も全く変わらない症状なので、退院したそうです。
ヘルニアの手術後治らなかったら、心療内科に送られる??!!
来られた患者様は、どうにか手術をしたくないそうです。お医者様から勧められたわけではないのですが、来られた患者様の知人の方が、ヘルニアの手術をした後全く変わらない症状に対して「原因となる部分の神経圧迫は、とれているので後は心療内科でお薬をもらってください」と言われたそうです。
以前新聞で載っていたこの記事を思い出しました。
3ヶ月以上痛む場合は、「抗不安薬」「抗うつ薬」を処方されるという記事でした。
実際施術の現場では、実際におこっていると思うと非常に怖い気がします。
あまりにも痛くて眠れないので、「睡眠導入剤」に手を出したこともあるそうです。
しかし知人に「睡眠導入剤」を飲み続けることがどれだけ良くないことかを諭されて今はやめたそうです。
今は両方の足に痛みがある
最初は右だけだった足の痛みも次第に左も痛くなったそうです。
更に足の裏までジンジンするようになっていました。
仙腸関節あたりは冷えを感じ、いつも腹巻きが手放せないそうです。
コルセットもいろいろ試したそうですが、どれも巻いたら痛みが増すそうです。
今は車で座るのも痛くて運転が出来ない、バスタブにつかるもお尻は浮かさないと痛い。
座っても横になっても痛い状態でした。
検査から
検査をして今の状態を確認してから施術をしていきます。
立位の状態で両臀部から太もも裏まで痛み。
前屈時痛みは変わらないが30度くらいしか屈めない。
後屈にいたっては、臀部が痛くてまったく出来ない。
左右の回旋も50度くらいしか出来ず、臀部に痛みが強くなる。
すべての検査で痛みがありました。
当院はアプローチが他の施術院と違う
坐骨神経痛の患者様に共通している重要なある部分が非常に緊張が強く、押したら痛い。
「ここが原因のひとつなんですよ」とつたえると「今までにそこにアプローチしてもらってことはない」と言われました。
じっくりと痛みのある、ある部分の緊張を緩めていきます。
遠方からお越しの方は、1回目の施術で多めに時間をとるようにしています。
時間をいっぱいまで使い施術。
するとどうでしょう。
立位での痛みはかなり減少。10痛かった痛みは4に減少。しかも臀部の緊張はかなり下がっているとのこと。
全くできなかった後屈も随分できている。しかも臀部の痛みはない。
ももを上げて歩くもの重くて上がらなかったのに随分上がるようになっている。
今回はここで終了。
「1回目の施術で結果が出たのは初めてです!」と嬉しい表情でした。
でもまだまだ緊張がつよいのと、帰ったらまた痛みがぶり返すのでは?という心配に、宿題をださせていただきました。
電車とタクシーを乗り継いて70kmも離れた遠方よりありがとうございます。
次回でさらに結果が出せるように頑張ります。