整形外科で坐骨神経痛の手術をした→痺れがとれない→痛みが取れたからOK?
坐骨神経痛の手術を15年前に行った香川県高松市にお住まいの方が来院。
元々は30年前に痛みが出始め、いろいろな施術院に行くがドンドンひどくなり結局15年前に脊柱管狭窄症の手術をしたそうです。
酷かった痛みは、消えましたがピリピリしびれる感じは残ったそうです。しかし整形外科の先生はレントゲン片手に「手術は成功です。これ、綺麗に神経の圧迫がなくなっているでしょう!」と話したそうです。
そして
「痛みが取れたら十分でしょ!痛みもとれない人もいるんだから、良しとしませんか?しびれはそのうちなくなりますよ」と話したそうです。
その時は痛みがなくなったので、良かったと思ったそうですが、その後15年間も常に続く足のピリピリ感にひどくまいっているそうです。
やはりこの方も骨盤の歪みがある
かなりの歪みがありました。
骨盤の歪みがあると、足の長さがこんなに違う人もいます。
片方で下駄を履いて片方でスリッパを履いている様な状態です。
そのような状態で、もう何十年も歩き続け股関節はガチガチ、膝も痛みが出始めている様な状態です。
歪みと股関節や臀部を緩めていくと、痛みの可動域に変化が出始めた。先ほどまで痺れの出ていたところが出なくなった。
腰の張りや痛みもなくなってきた。
更に当院オリジナルの施術を施すと仰向けの状態でのシビレは無くなった。
立位での検査
さっきよりも足が楽に上がる!
ハムストリングのつっぱりも無い。
前屈・後屈でのシビレもなくなっていた。
ただ、なにか少しおかしい。
長期間のシビレは残像感を残す
シビレはもう30年前からある。
しびれているのかシビレていないのかの微妙な感じがあるのか無いのかがわからないとおっしゃっていた。
しょうがないですよね30年間もしびれているとシビレの残像感がありますので。
でも、明らかに以前よりは違う可動域とつっぱり感のなさはお褒めのお言葉を頂いた。
シビレが出ないストレッチをお出しし、また来週確認させてもらう事で本日は終了。
骨が神経を圧迫・・・・
しきりに、骨が神経を圧迫しているから・・・と言われていたが、今回の施術で、骨の神経圧迫を取り除いたわけではありませんので、痛みの原因は骨にはなかつたことになります。
なので、手術を行う前に、一度軽減するのかしないのかを確認しないと、今回のように手術をしても100%改善しないのです。
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