坐骨神経痛の原因が手の緊張?
この5年前から足のしびれがあり、整形外科では椎間板ヘルニアと診断されていました。
右足の痺れが臀部から足先まである状態。
有名な整形外科や近隣の整体にもいろいろ通ったが、痛みはなくならなかった。
このままだと2月に手術予定
このままだと、2月には手術をするように言われているが、手術はなんとか避けたいと当院にお越しになられました。
坐骨神経痛の手術は、手技絵療法で改善出来ず、痛みが酷い状態であれば考えてもいいかもしれません。
しかし、手術をする前に知っておいてほしいことがあります。
こちらもお読みください。
酷い坐骨神経痛が手術をしなくても改善しているケースも有ることを知っておいて欲しいのです。
この方も酷い骨盤の歪み
いろいろな施術院にいかれたそうですが、どんなところにいかれたのか正直存じ上げませんが、この骨盤の歪みはまず患者様に一番に伝えてほしい重要なことです。
この歪みがあるせいで、さらに様々な坐骨神経痛を生み出す要因を作ってしまいます。
梨状筋症候群と呼ばれるものはあまり関係ない??
もちろん臀筋の緊張もあるのだが、最近は梨状筋では無いある部分をゆるめることで、酷い坐骨神経痛が消失している。
この方もそうで、今までに他の施術院でこの部位を調整してもらうことはなかったそうで、緩めていくうちに酷い痛みがなくなった。
臀部から膝までの痛みはここで消失。
さらに膝から下は別の部位を調整。
1回目の施術で、酷い痛みは、痛みレベル10→0へ ほとんど無い
当院での施術は、椎間板ヘルニアを治す施術ではありません。
あくまでも弛めるのは筋肉。
この方の痛みが減少している背景には、椎間板ヘルニアが今回の痛みをだしているわけではなさそうです。
なので、早まって手術をすることでかえってその後の施術に手術をしたことが仇になることがあります。
ふくらはぎへのつっぱり感が残ったものの、臀部から太ももにかけての痛みは消えました。
しかし次の日には痛みが戻っていた
次の日に連絡があり、痛みが再発していた。
何かを見逃している可能性がありました。
腰から下の緊張は未だ強く、念入りに緊張を解き、帰りには痛みが消失。安心は出来ないので、又連絡をもらうことにしていた。
次の日も痛みが戻っていた
この方の仕事内容や日頃の姿勢を再度考えなおした。
手をよく使う仕事をされていたこともあって腕や手のひらも日頃酷使していた。
深い椅子に座った時に痛みがすぐ戻る事がわかり、痛みが無くなったあとも直ぐに痛みが再発する状態を再現できた。
そこで、腕の緊張を緩めると・・・痛みが消失。
ベットに戻り念入りに腕をゆるめて再検査。
痛みは出て来なかった。
KYTを学んで筋肉や筋膜の連鎖で遠い部位を調整して痛みを消失させる事は毎日起きていますが、手の緊張でここまで明確に坐骨神経痛が消失するのには正直びっくり。
痛い部分だけをみていたら本当に治らないと痛感
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