肩が痛い!首がまわらない!頭痛!
今日来院された患者様は1週間前から首がまわらない状態で回すと激痛が走る状況。
随分前から肩コリも酷いとの事でした。
まずこの方は家の近所の外科を受診されたようです。
恐ろしや〜外科での肩こり施術
そう言うとお医者さんは首に2本、肩に2本注射をしたそうです!!
(患者様が2本という表現をされていたのでこのように書いています)
その日は更に理学療法士の方から施術も受けたそうです。
- 肩のマッサージ
- 6kgで首の牽引
- ホットパックで温め
最近なにかと話題のトリガーポイント注射
おそらくですが、局所的に麻酔を打つ「トリガーポイント注射」と呼ばれるものではないかと思います。(あくまでもおそらくなのですが)
『トリガーポイント注射』とは
①麻酔により痛みを感じなくし、脳への痛みの信号を遮断する
②痛みによる交感神経の興奮を抑え、血流を改善・増加させる
トリガーポイントを刺激することにより、自律神経のバランスを整え、身体の様々な機能を向上し、自然治癒力を促進する働きもあります。
局所に狙いをさだめて注射し、少量の薬で即効性を発揮する『トリガーポイント注射』は、早く痛みを取りたい方、消炎鎮痛薬や理学療法が効かない方に有効です。長い間、慢性痛に悩まされている方に有効という見方をされている病院もあります
今度はお薬も!
鎮痛剤と胃薬、筋弛緩剤。
そして首の牽引とホットパックをしました。
当院のブログをお読みの方はご存知だと思いますが、かなり間違った施術を受けておられるようです。
間違った施術は受けないで下さい!
これは基本中の基本ですよね!
肩こりの痛みの原因は肩にないわけですから肩を揉んでも改善しないのです。
首を牽引してはいけません!
未だ首の牽引によって身体の不調を訴えてくる方が後を絶ちません。
肩こりに痛み止めを飲まれておられる方がいらっしゃいますが、もうあまり薬が効かなくなっていませんか?
肩の筋肉がガチガチの状態なので、筋肉を弛める薬を飲ませる医者・・・本当に怖いですね(^_^;)
一時的に痛くないと感じるかも知れません。
ただこのお医者さんも次の日にまた来るように伝えたということは、注射を打っても一時的なものだと言うことなのです。
当院には以前 北陸の有名なトリガーポイント療法をされている整形外科に入院されてた方が来られたことがあります。
その方は毎日身体に100ヶ所以上の局所麻酔を打つというトリガーポイント療法を受けておられました。
その方 半年後には、抗うつ剤や睡眠薬に手を出し自分では正常な判断がしかねる状態まで身体がボロボロになったと言われていました。
この注射を肩こり外来にて頻繁に打たれておられる方はいらっしゃらないとは思いますが、様々な副作用がありますのでお気をつけ下さい。
当院での施術はというと
まずは首も肩も全く揉まないで、最初検査で痛かったうごきに関してはすべて消失しました。
ただ、身体すべての筋緊張は取りきれていないため、再発防止のため次回は全身調整を行います。